形成外科の診療は、皮膚科、整形外科、口腔外科、耳鼻科、血管外科の治療にまたがって行われることが多いため、何を行うか?一般には把握しづらい科であると思います。
簡単に言えば「形をもとに戻す仕事」です。そのため別名「再建外科」とも言われます。
対象とする疾患は
- やけど
- 先天的な形態障害
- 皮膚・皮下・口腔内の腫瘍(良性・悪性)
- 皮膚潰瘍(治りにくい傷)
- 術後や外傷後の醜状形態(目立つ傷)
- 手足の靭帯・腱・骨・神経・血管・皮膚の損傷
- 床ずれ
- ケロイド
- 巻き爪・陥入爪
- 眼瞼下垂
- 逆さまつ毛
- 傷のひきつれ
・・など目に見える範囲と手で触れられるものはほとんどが対象となります。
現在年間の手術件数は1000件ほどです。