<この問題が解決するまで行う予定の外来です。現在は増加し続けています。>
2021年5月から、この問題の啓蒙活動を始めながら治療を行っています。そして、2022年春には効果的な治療方法が、わかってきたため本を出版し、その後も新たにわかった病態に関しての治療と工夫、この問題の背景に関して情報を配信すべく自費出版いたしました。
国民の80%が嘘の情報のもとに打たされてしまいました。この問題は諸外国では今世紀最大の薬害として扱われているのが現状です。国内でもその後も日々遠方からの受診や問い合わせは増え続けています。
現在、新型コロナワクチン後遺症研究会に所属する先生方とも情報交換しておりますが、難治例にも「MATRIX」が効果的なことが多く、会でも推奨され始めました。
最近はコロナ感染後にワクチンの副作用が表面化する症例も多く受診されます。多くはこれを「コロナ感染の後遺症」として扱われていると聞きますが、風邪をひいて髪の毛が全て抜けることは常識的にありえません。また、西洋治療では治せない「下がらない熱」「消えない咳」「治らない倦怠感」などの一見風邪の後遺症と診られるものの多くが、風邪などの感染症がトリガーとなって、ワクチンの後遺症の表面化が発症した可能性が高いものと感じています。
コロナワクチン接種後の副反応は、実に多彩な反応が混在して発症することが多いようです。そして、ワクチン接種回数が多くなるにつれて、患者さんは急増しておりますが、倦怠感・疲労感・体の痛みは医師から「年齢によるもの」とされているケースも多いようです。
これに対する治療として一般に知られたグルタチオン治療やイベルメクチン、漢方、各種点滴治療を行っても難しい方が受診されますが、ほとんどの症例は改善に導けています。
大切なことは細胞内からの解毒、代謝の改善、免疫の改善、栄養吸収の改善、エネルギーの生成改善、そして、精神的な効果も認められることが最低必要と考えます。
ここまでの治療結果
●2022年夏に専門外来を開始(治療は2021年から開始)
コロナワクチン接種がまだ2回程度で、しかも比較的早期から治療がはじめられたこともあり、MATRIX(+失われた栄養補給)で、最短で半日、多くの患者さんで1週間以内に体調が改善することが出来ていました。
●2023年7月現在
昨年までの治療の組み立て(MATRIXがメイン+栄養、漢方、グルタチオン、真菌治療などから選択)でほとんど症例は元に戻せると感じています。また、多くの患者さんは早期に改善できることは続いていますが、接種回数の多さや受診するまでの経過が長い患者さんでは、少し時間がかかる方もでてきました。なお、現時点では難聴や耳閉感などは更なる工夫が必要であると感じています。
現在起きていること
①死亡者の急増
厚労省の人口動態報告の発表:急激に日本の人口が減っている事実があります。日本の死亡者は戦後、最大の増加率を2021年から更新しています。増加は近年、2018年までは1年間で約1万2000人増加し続けていました。その後、2019年は減少したのにも関わらず、2021年は6万人増加、2022年は通年の10倍の12万人増加しました。(驚いたことに、最も多い増加した死亡原因は「老衰です」:これは原因不明の突然死を老衰で片付けらえた可能性があります。)
※もともとの基礎実験でワクチン接種繰り返すことで、弱い感染症にて全ての実験動物が死亡しています。
②癌の急増
厚労省の人口動態報告の発表:癌の増加も近年は1年間で400~500人増加がつづいていましたが、2022年は一気に5倍の約2000人が癌で亡くなりました。
※マウスを用いた実験でも新型コロナワクチン接種で癌の発生報告あります。
※ワクチン接種者が癌を発症した時に、今までと同様の抗がん剤などの標準治療を行うと明らかに進行が進みやすくなる印象があると多くの医師が口にします。(いずれ統計として報告されるでしょう)
⑤アメリカの統計ですが、ワクチン接種後の流産、死産の増加における相関関係は驚く結果でした。(VAERS COVIDワクチン有害事象レポートより)
④新型コロナワクチン接種後の後遺症を未だに認めない医療機関の問題
当院を受診されるほとんど患者さんは、まずは大学病院や地域の総合病院などに行かれ、何を目的としているのか理解しがたい多くの検査を行っています。その結果は「検査上異常はありません」「ワクチン後遺症?そんなものはありません」「気のせいでしょう」「精神科を紹介しましょう」この言葉を投げかけられて、悔しい思いを抱えて受診されます。「大きな組織の発表だけを信じる」「学ばない」「調べない」「考えない」このような医者が如何に多いか分かったはずです。これらの対応に、現代医療の中の「どこか他人事の医療」を感じたことでしょう。残念ながら、「経験したことのない病態」「教科書に載っていない病態」はガイドライン治療任せの現代医療は無力です。
また、体を細分化した「科」の知識だけでは対症療法しか行えず、多くの「科」にまたがる複雑な病態が診れない医師が多いことも浮き彫りになりました。
▶医者の責任⑤免疫低下の病態増加、血管の炎症病態の増加、血栓症の増加
ワクチンを推奨して打った医療者は、ワクチン後遺症が多くの命や健康を奪う「害」であったと解かっても「行政の委託の治療行為」であるので「自分たちには責任はない」とするでしょう。しかし、道義的な責任はあるはずです。また、調べることもせずに漫然と行う医療は「犯罪に等しい」のではないでしょうか?憤りを感じます。
昨年から皮膚科領域は免疫低下して発症する帯状疱疹が急増し、繰り返す蕁麻疹や難治性の皮膚炎が増加しています。また、皮膚炎のほとんどに真菌感染(カビ)を伴って受診されます。その他、自己免疫疾患の悪化、発症、末梢の血栓症の増加などワクチンの動物実験で懸念された病態が急速に増えています。
接種後の体調不良だけでない問題の発生(シェディング?)
上記に加えて、最近外来にはコロナワクチン接種後の体調不良患者さんが急増しています。
2回目のワクチン接種時には1週間に数人であったのに、毎日複数人受診されます。また最近はワクチンを打っていない方でも毎日多くの人と接する職業の方(介護職、美容師、ネイルアーチスト、看護師など)の体調不良が増えています。
この症例は人込みや仕事場で症状が悪化し、これを避けると少し緩解します。また、温泉に入った後などに持続して改善しない体調不良を発生した方もおります。女性は不正出血の症例も多いです。これらにシェディングを疑っています。
また、臭いに過敏な方はワクチン接種者の体臭の変化を指摘します。これは成分そのものでなくても、腸内細菌や皮膚常在菌の代謝産物の変化でも生じると思いますが、そのほとんどは化学物質系の様々な臭いとして訴えます。いずれ明確なことが報告されるでしょう。
症状
これらの体調不良(全身の倦怠感、抑うつ感、焦燥感、激しい頭痛、吐き気、めまい、ブレインフォグ、全身の痛み(関節または筋肉:時に移動する痛み)、脱毛症、味覚障害、嗅覚障害、難聴、耳閉感、耳鳴り、微熱、難治性の咳、レイノー症状、手指のしびれ、歩行障害、もともと抱えている病態の悪化、認知能力の悪化、全身の震え、脳脊髄液減少症・・・etc)
このように実に多彩で、副反応症状は1400~2000種類を超えるとも言われています。(仲間の医師からはクロイツフェルト・ヤコブ病の発症、カポジ肉腫の報告例もあります。)
※クロイツフェルト・ヤコブ病の発症の可能性はもともと免疫学者からも懸念されていました。
※癌が増えていることも、進行が早い症例が存在することが多いことも事実です。
後遺症(副作用)の原因
原因は明確です。感染後でもワクチン接種後でもスパイクタンパク自体が直接症状を発生する物質なのですから、科学的事実+ワクチンの実験報告、加えて急増する臨床報告から因果関係を否定できるわけがありません。また、多くの免疫低下は世界中の免疫学者やワクチン研究者、ウイルス学者が懸念していた抗体依存性感染増強(ADE)そのものではないのでしょうか?
そもそもSARS(重症急性呼吸器症候群)に対するワクチン開発が凍結したのもこの問題からです。それならば、それに伴う免疫低下の関連死へと繋がるわけですから、繰り返すワクチン接種で死亡者が急増することにも頷けます。また、ワクチンに含まれるその他の成分の問題もあるでしょうから更に多彩にもなるはずです。
副作用がない、または一時的であった人は問題がないのか?
コロナワクチンは均一ではない(当たりはずれがある)ことも報告されています。これに加えて個々の免疫の差もあるわけですので、副作用を感じない方が多いのも事実ではあります。しかし、ワクチン接種の回数が増えることで問題を生じる確率は増えるのは当たり前です。また、副作用が出ていないことは一時的なことであり、将来何も起きないとは言えないのです。子宮頸がんワクチンにおける高次機能障害の発症の多くは数年後でした。異なる製造方法とはいえこの時と同じ症状の患者さんの報告もありますので、この先が心配でなりません。
治療に関して
原則としては受診してください。診察して所見をとりたいのです。遠方の方は申し訳ございません。
どうしても体調が悪く遠方の方は電話でのカウンセリングと遠隔治療も受け付けています。
1日も早くこの治療が全国の医師の方々に広がることを願います。
(現在、ワクチン後遺症研究会の医師にMATRIX臨床研究会に入っていただき、治療効果や工夫の報告会を1ヶ月に1回行っています。当院の治療の工夫もシェアしていますので、MATRIX臨床研究会のホームページから、お近くの実践医をお尋ねください)
新型コロナワクチン接種後の不調(コロナワクチン後遺症) 画:高橋嗣明
2023年7月に「学校に行けない子供 仕事に行けない大人」の改訂版を出版しました。その中の一節をご紹介します。