たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
最近、IgG遅延型フードアレルギー検査を希望される方が増えてきました。
花粉症や特定の食べ物ですぐのどが腫れる・発疹するようなIgE即時型と違って、数時間・数日経たないと症状がでてこないタイプのものです。
食物過敏症検査ともいわていますが、決してどの食品をどれだけの期間除去しなければいけないかという検査ではありません。腸内環境がどのくらい乱れているか、リーキーガットの程度を評価していく検査と思ってください。
慢性的な倦怠感・頭痛・うつ様症状・不安障害・不眠・肌荒れ・湿疹を繰り返している、ひどい便秘・下痢・膨満感・注意欠陥(ADHD等)・関節炎・むくみ等、症状は多岐にわたります。
検査結果に基づきローテーションダイエットはしていただきますが、やはり5大アレルゲンとされる「卵」「乳」「小麦」「大豆」「甲殻類」はタンパク分画の中で分解しにくいものが多いため、頻回にたべないようにしていくことも大切です。
タンパク質をアミノ酸まで分解できないから、アレルギー反応をおこしやすくなっていますので、分解を助ける消化酵素を利用していくこともよいでしょう。「スペクトラザイム」という消化酵素剤をオススメします。
ストレスにより消化機能が落ちている方や、胃もたれしやすい方にも効果がありますので使ってみるとよいですよ!
IgGアレルギーは改善が期待できます。
諦めないで、消化・吸収を整える対策を行いましょう。
検査はフルーツ・豆・ナッツ等も含む120項目の食物を調べていきます。気になる症状がありましたら、一度調べてみましょう。
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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