たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
人は平均して1日に1万リットル超えの空気を、鼻を通して吸い込んでいます。
その空気には無数の細菌や真菌・ウイルスが含まれていて、息をするたびにそれらの胞子やチリなどを鼻でとらえていますが、たいていの人は気道感染症を患うことなく、自由に呼吸をして歩き回っているのはなぜか?
細菌から体を守るシステムがあるからです。
おもしろいことに、舌にある「苦味受容体」が鼻の細胞にも存在し、細菌に対して防御反応を誘発するそうです。
まず、鼻の上皮細胞の線毛を動かして侵入物を押し出し、次に殺菌作用のある一酸化窒素を放出させ細菌をやっつけ、そしてディフェンシンという抗菌タンパクを放出させ、細菌を傷つけ更にやっつけています。
こうした機能から、現在「苦味受容体」は人間の自然免疫系の一部だと考えられているそうです。人間の自然免疫系はとても素早く反応し数分でおこります。まるで最前線の兵隊のようです。
鼻や気道の粘膜を丈夫にしておくことは、とても大事なことがわかります。
ディフェンシンの発現にかかわる「ビタミンD 」、線毛の動きにかかわる「鉄」や「亜鉛」、粘膜の丈夫さにかかわる「ビタミンA 」を充分に補っていくことは、花粉症・副鼻腔炎・喘息・風邪予防には欠かせないアプローチになってくるでしょう。
また、芽キャベツや山菜等、苦みのある食品をたべることで、受容体を刺激して免疫力を高め、抗生物質への依存を減らせるかもしれません。
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