たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
「サプリメントはどのくらい飲めばよいですか?」
と質問されることがあります。
サプリメントというと勘違いされがちなのですが、クリニックで行っていることは栄養療法です。
これは食事療法ではありません。
その方に必要な栄養素を最適量入れていくことで、病気の進行や不足愁訴(やる気がでない・疲れやだるさなど)の改善をはかります。
もちろん食事を変えていただいただけで体調が良くなる方もいらっしゃることは確かです。しかし、病態を診ていくとなると栄養素は少量投与での反応はみられず、血中濃度がある閾値を超えると反応として現れます。
そのため大量に必要な方もいますし、ある程度で良くなってしまう方もいるわけです。
自覚症状の改善も大切ですが、血液データの数字が変化していくことも、生体内変化を得るためにとても必要なことです。
たとえば、「ヘム鉄」は頭痛や肩こり、冷え等によく効きますが、毎月月経量の多い20歳代の方や成長期のスポーツ少年と閉経した方では同じ症状でも必要量が違います。
ストレスが強い方は「マグネシウム」や「グルタミン」が失われやすいですし、甘いものやアルコール好きの方は「ビタミンB群」や「亜鉛」の消費が激しくなるので、やはり至適量は様々です。
まずは生活・食習慣を整え(ONPブログ オーソフードスタイル【その1】~【その7】参照)、あらゆる栄養素の血中濃度を保てるようにしましょう。
この栄養療法を長くやっている全国のドクターは採血の結果がほぼ整っていますが、いまだサプリメントは毎日摂取しています。体調管理のためです。
風邪をひきそうな時は「オリーブ葉」を多量に飲みますし、腱鞘炎になったら「コンドロイチン」を多量に摂り完治させます。
その時の体調によって何を摂ればよいか把握できているので、大抵は管理できるようになります。
生化学に結びついた栄養学はとても奥深く、まだまだ学ぶことがいっぱいです。
これからも最新の情報をお伝えしていきます。
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