たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
先日、朝日新聞の “ 読書 ” という本の紹介をするコーナーで、とても興味深い書評が載っていました。
こんな具合です………
スーパーで買い物中、携帯にメールが届いた。
「私、ミリーさん。今、あなたの後ろ30メートルのところにいるの」
無視して食パンをカゴに放り込む。また着信音が鳴る。
「私、ミリーさん。アメリカ生まれなの。今、あなたの後ろ20メートルよ。ご存知かしら、その食パンはパンじゃないの。ほんとは半日かかるイースト菌の発酵を50分で打ち切って、かわりにかさ増しと老化防止の酵素をぶち込んで1週間以上保つよう加工した『非老化性パン様食品』ね。2度の世界大戦で効率化を求めて普及したのよ」
うるさいなあ。お菓子の棚で、また着信音が鳴る。
「私、ミリーさん。ご存知かしら、アメリカ陸軍では第2次大戦で前線への輸送コストを減らすため、ポテトや卵やチーズを片っ端から乾燥させて実験したの。チーズパウダーをまぶしたスナック菓子は、そのときの開発の余禄なのよ。」
へえ、そうなんだ。そうそう、夜食用にレトルトカレーを補充しとこう。
「私、ミリーさん。もち、ミリタリーの略称よ。レトルトパウチって、すごい発明よね。プラスチックを包装材に。陸軍20年の苦心の賜物よ。でも、フタル酸エステルが食品に溶け出して人体に悪さするって研究もあるわ。頑健な兵士ではない、赤ちゃんなんかは避けたほうがいいかも」
これは『戦争がつくった現代の食卓』という本を、東京工業大学教授の山室恭子先生が紹介している文面です。
「おもしろい!」と思い、早速本を読みはじめました。
あたり前に食べている包装された食品や加工食品、毎日使っているラップや保存用タッパーも、もう一度見直してみるよいきっかけになったと同時に、便利ってこわい……と、あらためて感じました。
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