たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
「膣が温かい」という感覚になったことがある人は少ないのではないでしょうか。
デリケートゾーンは、生命の基盤となる第一チャクラですので、大切にしたい部分です。
身体の芯から冷えがある方は、ここから温めるとよいでしょう。
腹巻やレッグウォーマーやタイツはあるけれど、膣を温めるものは一般には知られてはいません。
麻製布ナプキンをあててみてください。
輻射熱でとても温まり驚きます。
市販の生理ナプキンやタンポンは化学繊維からできていますので、分かりやすく身体を冷やす原因になります。
皮膚に比べて膣からの粘膜吸収は40倍と言われていますので、身体に良いわけがありません。
いくら栄養にこだわったり、オーガニックなど食べ物に気をつけていても、少しずつ蝕まれ不調が続く原因がここにあるかもしれませんね。
生理痛や生理不順、不妊で悩まれている方は、市販の紙ナプキンから布ナプキンに変えてみることをおすすめします。
強制的に吸い取っていくナプキンやおりものライナーで使い慣れていると抵抗があるかもしれませんが、一番心配になる経血漏れは、よく考えられて作ってあるので心配ありません。
不思議とトイレで上手に出せるようになったり、1~2週間だらだら続いていたのも3日ほどで適量で終わるようになったりと、
人本来の身体に戻っていく感覚がつかめるようになるそうです。
布ナプキンは、閉経後の方でもぜひ使ってみてください。
ご年配の方が使うと、尿漏れしなくなったり、夜間排尿が減りよく眠れるようになると聞いています。
男性はフンドシ!
麻ふんどしをギュッと結ぶと身も引き締まります。
この”結ぶ”とは、肉体と精神を結ぶ行為であり、昔は女性は着物で腰ひもを結び、男性はフンドシで結んでいました。
そういえば、酒屋の前掛けも道着も丹田で結びます。
力の入る仕事には必需です。
この位置で結ぶことで、正常な関節の動きができるといいます。
洋服になりゴムに変わったことで、身体が弱くなっているのは否めません。
本来の機能を取り戻し、整えていくことは薬では何もできません。
昔から伝わるものをもう一度見直し、生活に取り入れていくことをはじめてみませんか。
今回、浅間温泉「麻と香織と」さんに、衣食住を調えていく大切さを教えていただきました。
信州あおぞらみーるでもご紹介していきますので詳しくはそちらを参考になさってください。
信州の秋も見頃です🍁
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