中野市の形成外科,美容外科,皮膚科,整形外科たかはしクリニック

ガジュツとツルボ　薬草の医力を知る=ガジュツ編=

2024.02.01

熊本県「和草堂」の松本社長とお会いし、取扱い製品のガジュツとツルボとは何か、またその使い方と効能をあらゆる角度から教えていただきました。

西洋医学を覆すその薬効に驚きを隠せません。

このスーパー植物のことだけではなく、ワクチンの事やこれからの医療のあり方、考え方なども共有することができましたが、まだまだ話し足りないことばかりです。

今の医者は「病」しか診ておらず、「気」を診ていない。身体と精神と魂を調えていくことが大切だと松本社長はおっしゃっていました。
まさに、私たちが現場で大事にしている考え方そのものだったので、話が合わないわけがありません。
とても有意義な時間でした。

さて、ガジュツとは何か？というと、紫ウコンとも言われているショウガ科の植物です。クルクミンの黄ウコンとは違います。

和草堂の純ガジュツは屋久島で栽培されています。

何に良いですかと聞かれても、どんな状態でも使ってみてくださいというしかなく、元の身体に戻していくものだと思っていただくと良いと思います。

特に胃腸の弱い方や肝機能障害の方は積極的に使ってみることをおすすめします。

まず、胆汁分泌促進作用があるため、消化を助けてくれたり解毒機能を高めます。
コレステロール低下にも役に立つでしょう。
食べ過ぎた後でも1包飲むと胃がスッキリします。

また、ガジュツにはシオネールやカンファー（殺菌作用）、アズレン（抗炎症作用）が主要成分にあることから、ピロリ菌退治にも効果を発揮します。
抗生剤を使えない方には朗報ですね。

人には、体内にウィルスなどが入ってくると細胞からインターフェロンという蛋白質を出し、ウィルスの増殖を防いだり、免疫の調整を行ってくれるシステムがあります。
（抗腫瘍作用もあるため、B型肝炎やガン治療薬としてのインターフェロン療法を聞いたことがあるかもしれません）

ガジュツを日頃から摂取していると、インターフェロンを誘導することがわかっていますので、未然に病原体から身を守ることができるわけです。

さらに、シトクロムP450という解毒酵素も誘導することもわかっているので、薬などの化学物質もすぐに解毒してくれるという優れもの。
ミトコンドリアを活性化するともいわれています。

だからでしょうか、長年飲んでいる松本ファミリーは見るからにとてもお元気でした！

ベースに正しい食事をとっていることが根底にありますが、ガジュツはその食べ物のもつ栄養素の吸収と代謝を助け、バランスの良い栄養状態に近づけます。
個々のもつバクテリア達が棲みやすい環境づくりにとても役に立っているわけです。

ガジュツ一本であらゆる身体の仕組みを賦活していくと考えると、まさにMATRIX（MDα）のようであり、これらは相性が良く互いの効果を高めてくれるのではと感じています。

たかはしクリニック副院長高橋真弓

栄養療法カウンセラー（一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP）、保健師、正看護師

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