たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
上田小県歯科医師会主催の「いい歯の日」フェスタに呼んでいただき、「何気ない食事に潜む重大な問題と誤った情報」と題し、食の重要性をお話させていただきました。
今までのフェスタでは、8020運動と言って、80歳まで20本の歯を残そうという趣旨のもと 毎年講演会を催していたそうですが、この10年で達成率7%➡51.6%になり、歯を守る時代から 歯があって当たり前に変わってきている ということもあり、これからは、”口腔内の健康を考えていく”という活動が主体になっていくそうです。
口腔内の健康=栄養バランスを整える=何を食べるか
口腔内常在菌バランスの悪化が多くの全身疾患(狭心症、早産、糖尿病、肺炎など)に関わり、その予防が健康寿命に大きく関与することが明らかになっています。
私たちは、細菌の塊。
口腔内だけでなく、皮膚や腸、女性は膣内にも常在菌がいます。
何が悪玉で、何が善玉菌とかではなく、その人にとって必要だからその菌は存在するのであって、悪玉を毛嫌いするのではなく、バランスが大切であり、過剰な除菌などはおすすめしません。
食事は食べ過ぎないことが良く、なにより民族の伝統食にかえることを始めてみましょう。
雑多な食、添加物や農薬基準の緩さ、投薬が標準治療であり、何よりワクチン接種が世界一である日本は、癌も不妊も、さらに精神疾患や認知症、不登校も増え続けています。
日本は大変危険な国なのだという認識を持ち、まずは毎日のことである食事から改善していくことで、病気にならない身体づくりをしていきましょう。
と、歯科医師会長の大野先生は説いていらっしゃいました。
子供の頃からの食習慣もとても大事になりますので、噛む習慣のなくなる柔らかいものばかり食べさせたり、加工品や添加物の多いものばかり食べさせないことも大切。
またそれら化学物質(タバコ含)は濃縮されて、母体から胎児へも移行していきますので母になる方の食習慣も正しいものにしていきましょう。
と、院長も話しました。
今回の講演会は、口腔内のことだけでなく、多岐にわたる話を聴くことができ、とても有意義な時間となりました。
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