たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
5人の子どもたちの修学旅行、高原学習、お泊り教室などをたくさん経験してきて思うことは、食事の内容がひどすぎるということです。
給食は、まだ少しづつ改善されてきていると感じますが、今回一番下の子の旅行食の内容を見たところ、久しぶりに啞然としました。
食べるものがまじめに無い...
バスの途中で食べる名古屋名物弁当には、18種類全てにおいて、調整剤や増粘多糖類、着色料などの添加物が入っています。
なんと、白ごはんにも、乳化剤、pH調整剤、アミノ酸等の調味料(等ってなんだー)の添加物が入っていて、アレルゲン表示がなんと、小麦と大豆と書いてある…。米なのにどうして?
そして旅館食。
例えば、
【鶏団子】
鶏肉、玉ねぎ、豚脂、パン粉、植物油、でん粉、粒状植物性たん白、粉末状植物性たん白、砂糖、豚肉、卵白加工品、pH調整剤、リン酸塩、調味料、着色料、ぶどう糖果糖液糖、水あめ、しょうゆ、酢、チキンエキス調味料、ごま油、香辛料、増粘剤、酸味料
ーーー鶏肉、塩、しょうが、ねぎで出来るでしょ!
【パン】
小麦粉、マーガリン(植物性油脂、食用精製加工油脂、食塩、バターミルクパウダー、乳化剤、香料、酸化防止剤、カロチノイド色素)、パン酵母、食塩脱脂粉乳、鶏卵、イーストフード、乳化剤、VC、プロピオン酸Ca
【ジョア】
脱脂粉乳、砂糖、リン酸カルシウム、香料、安定剤、ビタミンD
【パセリウインナー】
豚肉、豚脂肪、でん粉、還元水飴、食塩、砂糖、ぶどう糖、乳糖、香辛料、酵母エキス、野菜エキス、卵粉末、リン酸塩、調味料、酸化防止剤、増粘多糖類、硝酸K、亜硝酸Na、香辛料抽出物
ーーー京都でこんな食事を出さないでー!
これらをおいしい~と言って食べている子供に育てないようにしていかなければ、
日本の未来はそれはそれは暗いことでしょう。
子供たちにこそ正しい食を知ってもらいたい。
せっかく京都に行くのだから、正しい日本食とその作法を学ぶ場であってほしい。
と、切に願います。
あっ京都だからって無理か。
京都の有名な老舗料亭で働く人に聞いたら、おせち料理は半分冷凍食品を入れていると言っていたし…。
こんなものを当たり前に食べているから、アレルギーの子が増えていくのは当然のことですよね。
化学物質てんこ盛りで、腸内細菌叢は崩れるし、そうなると細菌叢の恩恵は受けられず、T細胞が過剰に刺激され、免疫の不均衡が起きてしまう。アレルギーどころの話ではないですね。免疫も落ちてしまいます。
この積み重ねで、年を取って病気になるのは当然のこと。
大人が、そして社会が悪い!
と久しぶりに憤慨してしまいました。スミマセン…😅
当の息子はどうしているかというと、前のお泊まりの時には、バイキングだったので、ひたすらキャベツをおかわりしていたと言っていました。
食べるのがなければそれでよし。と思ってしまう母なのでした。
今年はひどいみたいですが、
花粉症は、砂糖と加工品をやめなければ、基本治りません。
大人の皆さんも気を付けましょう。
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