たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
自宅の庭には、オレガノ、ミント、ローズマリー、バジル、タイム、セージ、レモンバーム、デイル、イタリアンパセリなどのハーブが雑草のようにわしゃわしゃ生えています。放っておいたローズマリーは、いつのまにか木になってしまいました・・・。ハーブって丈夫ですよね。
ハーブは、大きさも形も風合いも香りも様々で、紀元前から医療や料理などに多様に利用されてきました。
我が家では料理好きの院長が、せっせと料理に使っています。サラダの彩りだけでなく、ソースや魚介料理の香りづけや、肉の臭み消しなど大活躍です。
最近はパクチー(コリアンダー)が食卓に上がる頻度がとても多く、なんにでも乗っけて食べています。水耕栽培のものより、やはり露地ものの方が香りが高く好きです。パクチーは、解毒作用があるため、患者さんにもよくお勧めしているハーブのひとつです。
ハーブの用途は他にも知られている通り、リラックス効果や、安眠効果、レメディーにも利用されていることを考えても、天然ものの力はとても優れていて、あらゆるところで効果を発揮しています。
その中でも今回は、抗菌作用や、抗ウイルス作用、抗真菌作用に焦点を当ててみていきましょう。
クリニックでは、ピロリ菌除去の抗生剤にアレルギーがあり飲めない方や、カンジタ菌感染しているアトピー性皮膚炎の方に使っていただく「キャンディーバクテインAR」というサプリメントがあります。
このサプリはとても優秀で、切れ味抜群です。それもそのはず,レッドタイム、オレガノ、セージ、レモンバームなど抗菌、抗ウイルスに優れたハーブオイルを濃縮しカプセルにしています。
これらオイルは強力な消毒作用があるため、ヨーロッパではコックさんが使用しているそうです。
全て天然の材料のため、薬のように副作用の心配なく使用していただけます。
しかし、カンジタの除菌目的で飲んだ場合は、菌の死滅反応が出るため一時的に身体が大変になってしまうかもしれません。倦怠感が出たり、アトピーの方は肌が荒れたりします。
デトックス中もそうですが、体からいらないものを排泄しようとするときや、リセット中の反応は穏やかではありません。しかし乗り切った後は、どなたもとてもスッキリされます。どれだけ化学物質が体内にたまっているかにもよると思います。
薬は切れ味は良いけれど化学物質です。特に小さいお子さんにはなるべく自然な方法で対応していくように注意をしてくださいね。
ちょっとハーブのご紹介・・・
オレガノはギリシャ語で「山」の意味のorosと、「喜び、美」を意味するganosが由来。
山の喜びという意味です。古代ギリシャの人たちは、オレガノを万能薬、つまり毒消しと考えていたようです。
気管支炎や、喘息などの呼吸器系の不調にも使用します。
普段から、ハーブを上手に使いこなせるといいなぁと思っていながら、今は院長の料理に頼るばかりです…。
ハーブオイル製造器もあるようですが、そのあたりはプロにまかせましょう。
でも普段から、目的に応じてハーブ類を食べたり、お茶にして飲んだりしていると体調管理ができるかもしれませんね。
そういえば、子供の頃やけどをしたときに、花を育てることが好きだった祖母が植木のアロエをちぎり、その滴るトロンとした液を塗ってくれたのを思い出しました。これもまたハーブ療法ですよね。
今 満開の 蓮の花
日差しの強い夏の空に、すっと茎が伸び、大輪の花を咲かせる姿にうっとりします。
極楽の花と言われるように、神秘的で大好きな花のひとつです。
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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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