たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
先日来られた肌荒れの男性患者さんは、アルコールは飲みませんが、甘いものが大好き。
小さい頃から、アトピーと言われ、今に至ります。
比較的肌荒れはひどくなく、首の後ろと腕に掻いた後の赤みがある程度でしたが、根本から治したいと、いらしてくれました。
診るからにカビ様の皮膚炎(カンジダ等の真菌感染)だったので、まずはカビ治療です。
カンジタは甘いものが大好物なので、エサを与えるようなことはやめましょうと指導をし、頑張って2週間後の再診まで甘いもの断ちを頑張ってもらいました。
それまで、毎日食べていた大好きな甘いものを食べられない辛さは半端なかったようで、ストレスがだいぶたまった様子。
で、肌は…。
余計に掻いてしまい、全身に広がっていました。
ストレスも交感神経がいつも緊張するため、痒くなりますからね。
でも、特有のカビ症状はなくなっていて、掻いていることによる摩擦の赤みでした。
甘いもの依存が少しずつ薄れてきたとも自覚されていて、いい感じです。
大概の甘いもの好きは、腸内細菌が欲しているか、カンジダが欲しているか自分の思考ではない共生している菌たちの欲求だったりもします。
その辺りがクリーンになってくると不思議に甘いものを求めなくなってくることがあり、人の身体って面白いなぁと感じます。
もちろん、砂糖は麻薬みたいなものなので、食べるとドーパミンが出され、あ~美味しい幸せ~やる気が出てきた~などと快楽の極みを体験するでしょう。
でもそれを繰り返していると、もっと求めるようになり、依存していきます。まさにドラッグです!
砂糖は、血糖コントロールにも影響しますので、皮膚炎だけでなく、抜けない倦怠感や、うつやイライラ、など様々な不定愁訴にも関わります。
頑張って、まずは2週間甘いもの断ちにトライしてみてください。
心身共に何かが違ってきますよ。
そして、味噌汁や魚を主体にした食事を心がけてみましょう。
砂糖を断つと、真っ当な食事がとても美味しく感じ、身体もジャンキーなものを求めなくなります。
結果、健康な精神と健康な体を得ることができるのです。
この世の中、砂糖や添加物で溢れかえっています。そこから離脱するのは至難だと思いますが、自分には関係ないとたかをくくっていると病気に悩まされる日がそう遠くない未来にやってくるかもしれません。
たとえ、病気でなくても、不妊や不登校、抜け毛や疲れなども同じように訪れます。
もう一度いつも食べているものの見直しをしてみましょう。
いつもお伝えしていることですが、飲み物は基本「水」。子どものうちから「水」に慣れさせる習慣が大事です。
大人の方には、白湯をオススメしています。
血液も水、細胞も水を必要としていますからね。
冒頭の皮膚炎の男性は、遅延型アレルギー結果から、腸内に負担になっている食材がわかりました。
カンジダやイーストにも反応していたため、カビケアも継続していただきます。
お伝えした食アドバイスを参考にしていただきながら、少しずつ体質改善が出来てくることでしょう。
一人ひとり体内の仕組みは違いますので、こちらでお伝えしていることが全てではありません。
そこを理解した上で、身体の反応をみながら、対応していきましょう。
わからないではなくて、わかるまで、自分の身体に向き合ってみてください。お手伝いはさせていただきます。
名医はご自身ということを忘れずに!
最近、面白かった(と書いてはいけませんが)本です。
和田先生 痛快!
今の医者、病院のあり方に疑問をもっている方は必読です。今週の盆栽 「チダケサシ」
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