たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
クリニックは形成外科(形を元に戻す・つくる)が専門のため、ケロイドの方もご来院されます。
ケロイドというと、熱傷の跡やケガをした後の古傷などの瘢痕化したものを思い浮かべるでしょう。
いずれもケガをし、傷が治る過程の中、炎症や緊張の程度で赤みのある瘢痕やメラノサイトの破壊が原因となり、色素脱失をした瘢痕、また胸部や肩などはよく動き、肌の緊張があるため傷が広がりやすく、目立つ瘢痕、肥厚性瘢痕など様々です。
瘢痕は拘縮を起こすため、見た目上も陥凹したり、変形が目立ちやすくなってしまうため、お悩みの方も多いことと思います。
手術が大好きで、傷の修復や再生を得意とする院長の施す技術は確実ですので、きれいにしたいとご希望の場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
さて、今回は耳のところにまるでイモ虫のような形のケロイドができてしまう、非常に稀な症例のご紹介です。
この症例は、ツルンとした特有の形で、切ってもまた同じところに同じ形のものが再発してしまう難治性のケロイドで、院長はとても苦難していました。
工夫を重ね切除術を何度か行いましたが、結果は同じであったため、他に方法はないものかと、ある時、高次元医療を施してくださる方に相談し、診てもらったことがあります。
(ここからは、信じる・信じないはその人の捉え方なので、気にせず事実だけを書きますね。)
ケロイドをポロンッと取れやすい状態までエネルギーで調整していただき、その後すぐ手術へ。
今までと何が違うかと言いますと、その方はエネルギー施術をしながら、ケロイドに「あなたは何?」と聞いたところ、「キノコみたいなものだよ」と答えてくれたと…。
すぐに院長がそれをヒントに調べたところ、なんと南米の風土病で酵母菌が元になる皮膚病変「ケロイド性ブラストミセス症」であることがわかり、形もそっくりな画像が出てきた時にはビックリしました!
深在性真菌症であるため、どうしたかというとカビ対策と同じようにし、処置時にはガーゼではなく、アルコール綿で押さえ(これは気休めぐらいの効果だと思っています)、抜糸してからは、抗真菌薬の塗り薬を毎日塗ってもらいました。そうしたら、その後全く再発がなく、ケロイドとしても成長もせず、今年で2年が経っています!
当時、組織培養に出しましたが、菌は同定できなかったため、発表には至りませんでした。
酵母菌が出す物質に反応していたのか、生体マトリックスが関係していたのかはわかりませんが、世の中にはこうして稀な治癒例がたくさんあるのでしょうね。
教科書では習うことのない、西洋医学では解決できない人体の不思議に触れる機会が今はとても多くなり、ますます面白くなってきています。
毎日の院長との会話は、皆さんが聞いたとしても「???」なことばかりだと思います。
周りには“様々な力”のある方が増え、クリニックの治療方針もだんだんその方向にシフトしています。
物質的なものに頼らない治療の考え方は、追々少しずつお伝えしていこうと思っています。
キノコ映画🎥のご紹介
今、長野の上田劇場で上映されています。
私はまだ観ていないのですが、キノコ博士の院長は、早速観に行き、大感動して帰ってきました。
興奮気味に、これはあなたも観るべきだ。キノコの映像も素晴らしいが、後半は治療に関わることだから、とても勉強になる! と何かが閃いたように話していました。
院長の心を掴んだキノコ映画🍄 是非皆さんもご覧ください。予告もかわいいですよ。信州は、いよいよ本格的な冬に入り、初雪も降りました☃️ご来院の際は足元にお気をつけていらしてくださいね。
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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