たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
私の一般的なサプリメントデビューは、LIONの“ラクトフェリン”だったと記憶しています。
5人目を出産したか(していない?)頃、何か飲んでみたいと思い、新聞広告を見て購入しました。
スマホもなく、テレビやコンビニ・ドラッグストアとは無縁の生活をしていたので、情報不足の中セレクトしたのがコレ!!
目的はダイエットだったのか覚えていませんが(たぶんそうかな)、定期購入で飲んでいたおかげか、単に子育てに忙しく走りまわっていて太る暇もなかったためか、体型は維持できて元気に過ごせていたと思います。
この状態を今の知識で見てみますね。
ちょうど去年の今頃にもラクトフェリンについて書きましたので繰り返しになりますが、再度ご覧ください。
まず、LIONさんの研究結果にもあるとおり、統計的に内臓脂肪軽減作用はあるようです。脂肪を溶解するとかそういうことではなく、ラクトフェリンを摂り続けることで腸内細菌叢が整うことによる効果だと思われます。
また、ラクトフェリンを摂り続けることで悪玉菌が減り、善玉菌が育ちやすい状況になると自然と便通も良くなり、代謝も上がってきますし、悪玉菌が欲しがる加工品や甘いものもむやみに欲しく無くなります。
私たちの体は菌に支配されていますから、当然食べるものの選択も菌がしているわけです。
実は腸内では、これらの菌たちと鉄の奪い合いを私たちはしているとご存知でしたか。細菌にとっても、鉄は生きていくためにとても大事なミネラルです。
ラクトフェリンは、この鉄を悪玉菌に奪われないように積極的に鉄にくっつき、悪玉菌が育ちにくい環境にしていきます。
きっと5人出産の私が当時元気に過ごせたのも、重度の鉄欠乏の体であったがゆえ、ラクトフェリンが少しでも鉄吸収をよくするように守ってくれたのかもしれません。(今なら迷いなく鉄のサプリメントを選択しますが…)
それだけでなく、とっても忙しくしていたけれど、ちっともダウンせず、風邪もひかずに過ごせていたのは、ラクトフェリンの抗菌・抗ウィルス作用のおかげもあったことでしょう。
ラクトフェリンは鉄との結合力が高く、好中球の中では、そのくっついた鉄の作用でフェントン反応(強力な活性酸素を発生)を起こし、細菌やウィルスたちをやっつけてくれるのです(鉄不足の貧血の人の免疫力が落ちるのは、こういった作用によるものです)。
人の母乳(特に初乳)には、ラクトフェリンが多量に含まれていて、まだ免疫機能が未熟のベビーちゃんを感染から守ってくれています。
ラクトフェリンは、大人の私たちの体液(唾液や涙・鼻水や血液など)にも含まれている身近な成分です。
アレルギー体質の人や風邪をひきやすい人、貧血・ストレスが多く疲れやすい人は、ラクトフェリン摂取が向いていますよ。
今や市販のものではなく、より生化学に基づき開発された医療用サプリが使えるようになっています。市販のサプリは製造法がよくわかっていません。厚労省の検査が必ず入るGNP工場由来の医療サプリは肝臓に負担のかかるリスクもありませんので、安心して使っていただけます。
クリニックでは、腸内環境が悪くヘム鉄サプリを飲んでもうまく吸収できていない人たちにご紹介することが多いです。
これからの風邪が流行する季節には、ビタミンCやオリーブ葉・ビタミンDなどと一緒に摂ると、さらに感染予防によいでしょう。
興味のある方はご相談ください。
クリニックの飾り付けがクリスマスバージョンに変わりました🎄とても華やかです🌟🌟
お庭の🍓ちゃんは、まだ収穫できます。寒いのに すごいでしょ‼️
いつまでイチゴ狩りできるかな?
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