たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
ご近所で化学肥料や農薬、除草剤を一切使わずに野菜を育てていらっしゃるYさんとの会話はとてもおもしろく、私たちの思いとつながることがたくさんありました。
食べもので体はできていることや、化学品を使わない無農薬野菜を食すことの意味を改めて実感した有意義な時間でした。
Yさんは本に載っていることは全て試されたようです。時には野菜が害虫によって全滅したり、1/10程度しか収穫できなかったりすることもあったとのこと。
20年以上試行され、今現在も新しい取り組みにチャレンジし、いかに安く、安全で正しい野菜を皆さんに届けるか・・・
その一心で日々畑と向き合っていらっしゃいます。
土づくりから、水の質、種づくり、雑草や虫との共生などを考え、Yさんのこだわりと思いが込められて作られた野菜たちは、縁あってつながった都内の飲食店の方へお渡ししているそうです。
ポワロネギ、ちぢみキャベツ、ケール、黒キャベツ、ハーブ系、時々ちょっと変わったものも含め年間50種類くらい育てています。
Yさんにも協力してもらいながらみなさんの食卓に安全な野菜が安く届けられるように今後“信州あおぞらみーる”で購入できる段取りを考えているところです。
おっしゃっていたことは、土も人と同じで、良い菌が多ければ自然と良い土壌が育ってくるとのこと。
Yさんの今年のテーマは発酵土を数年かけて作り上げていくようで、幸いここ信州中野はキノコの大産地なのでタダでキノコ工場から手に入る糸状菌だけを利用し、土を発酵させていくそうです。
数億年も前から森の中で大木が育つのは、森にはえるキノコ菌が活躍することで土を養分の高いものにし、環境を整えてきたから。そのことに習い現在に工夫されているようです。
今年はそこにAC(アトミックカーボン)も加え、効果を高めていきます。
AC(アトミックカーボン)とはクリニックでも使用しているものですが、抗酸化に非常に優れたものです。
農業用となると、成長を早めたり、虫がつきにくかったり、土壌改良にも使えたりととても優れたもので、
去年あたりから果樹農家さんや自然農法をやっていらっしゃる方々に使っていただき始めました。
早速効果の出ている方は例年に比べトウモロコシに虫がつかなかったから今年も試してみたい、
そら豆が背丈が3〜40cmでも花がたくさん付いているけれど茎は太くて倒れそうにない
ケールの葉色がとてもきれい、等々の意見がありました。
これから野菜がもりもり育つ季節になるため、よりいろいろな効果が聞けそうです。
季節の温度変化が激しく、降水量も少ないため野菜が育ちにくいモンゴルでも育つようになるそうですから、今後もAC(アトミックカーボン)に期待がもてそうですね。
Yさんは種づくりもしていますが自分の土地に合うような種を育てるには3年かかるとおっしゃっていました。
当初買ってきた種は遺伝子組換えのものがほとんどだったそうです。
以前買ってきたピーマンの種を育てたとき、ピーマン収穫後にパプリカのような大きなものになっていたり
翌年はすごく小さなものしか収穫できず、3年目にはとうとう全滅したそうです。
種は数年で全滅するように作られていると聞いたことがあります。
こんなところにも利権が関わっているのですね・・・。
Yさんのお孫さんはじいじの作った野菜は天からの恵みの野菜”天菜”と名付けていました。
赤ちゃんと同じですね。
ママがお菓子や加工品ばかり食べている血液から育ったベビちゃんと
ナチュラルで正しい食事をする母親の血液から育ったベビちゃんの免疫力は抜群にちがいます。
免疫力がしっかりあれば、ぜんそくにもアトピー性皮膚炎にもアレルギーにもなりません。
妊娠中は特に食べるもの、日用品には気をつけて下さい。
天からの恵みは大切に、大切に育てるべきです。
また野菜の話に戻りますが、スーパー購入の野菜は化学肥料や動物性肥料を使い育てているため数日すると腐敗してしまいますが、Yさんのように肥料も使わずに、自然発酵土で育てた野菜は腐ることはありません。
ただ、水分は蒸発するので乾燥していきますが水に浸ければすぐに復活します。
これらの野菜はまるで生きものをいただいているという不思議な感覚になるほど生命力があり、食べる度に驚かされます。
生産性だけを求め、農薬や化学肥料を使い続ける畑はいずれ砂漠化するそうです。
代々利用できる土づくりを皆さんがやってくれる日が全日本に訪れることを願うばかりです。
残念ながらYさんのような方々は農家全体の5%しか居ないとのことです。
“信州あおぞらみーる”で安全野菜BOXがお届けでき、美味しいと喜んでいただけると同時に、
その積み重ねが病気をつくり出さない身体づくりにつながることに気づいてもらえるように配信し続けたいと思っています。
私の本来のやりたかったことに少しづつ近づいていることはとても嬉しいです。
一般的な考えからするとそれは医療ではないと言われますが。
保険診療と西洋医療だけに頼るだけではいつまでたっても病気を作り出し、抜け出せません。
「皆が食べているからそれが一般的でしょ、手軽だし、安いし」で買って食べているものを
いまからでも見直してみませんか?
しつこいですがもう一度
「食べているもので身体は作られている」です!
Yさんも「私が育てた野菜を食べて気を元に戻し、誰もが元気になってほしい」とおっしゃっていました。
本来なら誰もが持っている自己免疫力を落とさない食事へ。今日から少しだけ意識を変えてみませんか?
たぶん5年ぐらい経つかな。
鳥さんからの贈り物のイチゴ🍓ちゃんは、今年はもっと株が増え、何も手入れをしていないクリニックのお庭に広がってきました。
昨日は10粒、今日は3粒と毎朝完全無農薬のイチゴ狩りを楽しんでいます。
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