たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
食べることに興味がある方なら既にお分かりだと思いますが、「プラントベース」とは植物由来の原料からなる食品そのものやそれらを取り入れた食生活のことをいいます。
動物を殺さない、動物性食品を摂取しないのが「ヴィーガン」
でも、それらを問う前に、もっとより多くの植物を摂り入れようというのが「プラントベース」です。
ヴィーガンやベジタリアンよりももっと大らかな概念のようです。
今や、外食産業でもコメダやモスバーガー・ファミリーマート・ローソン等もこのプラントベースに取り組んでいます。
まだ記憶に新しいと思いますが、健康ブーム時代に入り、「マクロビ」が注目されていましたね。
本来の意味とははずれていますが、完全穀菜食を取り入れ、ダイエットに励む方も多くいました。
しかし、続けていると当然体内では低タンパク状態に陥ります。
「朝起きられない」「疲労が続く」「記憶力が途切れる」「ストレスがたまり鬱っぽくなる」「髪や肌のパサつき」等、見た目も不健康な身体に見えてくる方も増えていました。
そんな経緯も重なり、次は高タンパク食・肉ブームになりましたね。
同時に糖質制限が世間でも流行りはじめ、栄養療法を学ぶ私たちは、より積極的に低糖質高タンパク食指導をすすめてきました。
もちろん、調子の良くなる方も多くいらっしゃり良い場合のこともありましたが、胃酸分泌が元々低い日本人は、やはり肉食の合う人と合わない人がでてくることは当然です。
実際私も「肉、肉!」とこの頃はよく食べていましたが、消化は悪くなり腹部膨満感はあるし、便やガス臭もあり、身体が重だるく、かえって疲れる日が多くなっていました。
カロリーに見合った分の運動をやっていなかったことも理由のひとつだと思っています。
時代に沿って取り組んでみても、ひとりひとり生活スタイルも体型も、消化酵素や胃酸分泌具合も違うため、万人に合う方法などはありません。
私の場合は、基本は野菜料理に卵や魚が時々あれば十分。
残りはサプリメントで補うくらいがちょうど良いことがわかっていますので、続けています。
これがプラントベースというならばそうかもしれません。
サプリメントを補わずに、この方法だけやっていたら(大豆ミートを取り入れたところで)結局低タンパクデータになることは明らかです。
生化学的に整えていくことは難しいと思われます。
でも、古くから精進料理というものがあり、修行僧の方々はずっと動物性食材はとらない「ヴィーガン」料理ですが、心と自己を極めている方々は生化学なんて何のその!不調も出ないようですね。
どんな方法にせよ、口に入れるものは自分の体が教えてくれるはずです。
まずはこのありがたい世の中なので、色々試してみて、合うものを見つけられるといいですね。
では、身近に買えるプラントベース商品をご紹介していきます。
マルコメの「大豆のお肉」
伊藤ハムの「まるでお肉」からあげやメンチカツ
大塚食品の「ゼロミートハンバーグ」
ヤマダイの「ヴィーガンヌードル」
ひかり味噌の「オーツミートと野菜のスープ」
相撲屋の「大豆シュレッド」(チーズのようなお豆腐)
これらは加工品やレトルトなので、私は試しませんが、お忙しい方や気軽に取り組みたい方にはいいかもしれませんね。
他にも
アサカの「お米のヨーグルト」
国分クリエイトの「アーモンドミルクヨーグルト」
トップバリューの「お米がわりのカリフラワー」「お米がわりのブロッコリー」
お取り寄せで「ヴィーガンバター」や「オーツミルク」、「ヘーゼルナッツミルク」や「ピスタチオミルク」等。
どれを選ぶにしろ、添加物の入っていないシンプルなものを選ぶようにしていくとより良いと思います。そうなると野菜そのものや旬の果物、大豆そのものをふんだんに毎日の料理に使えば良いだけですよね。野菜の種類と調理法はとても多くありますのでバリエーションを楽しみましょう。
お取り寄せは「Vegewel Marché」がプラントベース専門のオンラインショップです。興味のある方は調べてみてください。
~腸内洗浄部屋の紹介~
ちょっと楽しいかなと思い、一緒に置いてみました。
クラフトフェアで見つけた「カリンバ」というアフリカの楽器です。
独特な音色を聴かせてくれますので、ぜひ鳴らしてみてくださいね。
作り手さんは素敵な曲を演奏されていましたが、音感がない私は一本ずつの音色を鳴らすだけ。
それでも音の気もちは伝わってきます。砂時計はいつのでしょう?
10回以上引越しをしてきても必ずダンボールの荷造りには入れていたので、かなり年季は入っていると思います。
ハーブティを入れていただく時にちょうどよいため、お供させてください。このデジタルの世の中、アナログものに囲まれたこのお部屋は、とても居心地が良いですよ。
副院長 高橋真弓
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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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