たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
繰り返すアレルギーや蕁麻疹、皮膚炎・・・。こんな風に顕著に表面に現れる症状はわかりやすく、体の「どうにかしてくれぇ」と言う声だと受け止めると良いでしょう。
何年何十年と積み重ねてきた食事や生活習慣、思い込みを止めてと言う声。毒を外に出そうとする体の正常なシステムです。
しかし、そのシステムを狂わすのが薬の乱用です。抗アレルギー薬や抗生物質、ステロイド剤、抗うつ薬・・・。せっかく教えてくれている症状なのに、そして防御反応なのに、無理やり押さえつけてしまうなんて間違っていると思いませんか。
すぐに薬を使うのではなく、口から入れているもの・肌に触れているもの・吸い込んでいるものをまず見直す必要があることに気づきましょう。
まず、冷蔵庫と食品ストックのチェックをしてみてください。
ちくわ・ハム・ウィンナー等の加工品、マーガリン・市販ドレッシング・ソース等の調味料、冷凍食品、牛乳、プロセスチーズ、インスタント食品、カップめん、カップスープ、パン、お菓子、カレールーやシチューのルー、スープの素 等々・・・裏のラベルを確認してみてください。なんと添加物の多いことでしょう!
商売のために人間が作り出したものには危険な毒物がいっぱいです。
殺虫剤や消臭剤・抗菌剤を「シュシュッ」とやっていませんか? 空気中に舞った化学物質を鼻から吸い込み、肌からも経皮吸収されています。特にお子さんのいるご家庭は手元に置かないようにしてくださいね。
「もう、こんなに除いたら毎日生活できない」と言う声が聞こえてきそうですが、何を言っているんですか。今までどれだけ鈍感に過ごしてきたの? これらを食べ続け、シュッシュしまくっていたら、具合が悪くなるのは当然でしょ。と、最近はこんなことばかり言っています。
なるべくシンプルにナチュラルに。を心がけることがいかに大切か。
「今は何も症状が出ていないからいいや」ではなく、体内に溜まって、溜まり続けて、症状が出てくるのは数年後です。だから今、肌が荒れている人、アレルギーの人、うつっぽい人、いつもイライラしてストレス過多の人は、今まで積み重ねてきた結果だと理解していただけますか。
当院でも一旦楽にするために薬を出すことがありますが、なるべく早く止めるよう心がけています。
そして、もう一つのアレルギーの原因を考えていくと、遺伝子組み換え食品を食べていることも影響しています。
戦後の日本は“雑食文化”となり、他国の食べ物が多く入ってきました。そこには遺伝子操作した種子から作られた作物ばかりが目につきます。家畜にも影響があるでしょう。
人の遺伝子は刷り込みによって変化を遂げてきているため、ちょっと違ったものが入ってくると仲間づくりを始めます。あれもこれも食べられるようになると、どれが本物か分からなくなり、本来排除すべきものを受け入れるようになってしまいます。これもアレルギーの原因の1つと考えています。
昔は単純だったアレルギー反応もいまや“鍵”と“鍵穴”の形が複雑になってきて、似ていると入れるんじゃないかと摩擦が生じるのです。
他国の食文化にはおいしいものがいっぱいありますが、本来の日本食を見直すべきでしょう。そして農家の皆様においては安全な在来種を残すことが必要です。生産性重視の遺伝子操作は本来あってはならないもの。これらの食物による弊害が病気を引き起こしていることに早く気づき、身体を立て直していきましょう。
いつも書いていますが、何の治療でも医療者に依存することのないようにしていくことが大切です。
どんな疾患でも、患者さんの意識改革によって良くなっていくものです。
治療の責任を自分主体にしていきましょう。それで初めて治療がスタートします。
しつこいようですが、薬剤を使えば治ると言う考え方はやめてくださいね。自分の体は自分で守り、そして治すのです。
最後に春らしい話題を一つ。
栄村の友人からたくさん春の恵みをいただきました。
立派なワラビでしょう!
院長が一生懸命根曲がり竹の皮をむいています。採れたては湯がいただけで美味しかったです。
副院長 高橋真弓
■ 住所
〒383-0015
長野県中野市吉田890-1[地図]
■ TEL
0269-26-3001
■ FAX
0269-26-3002
■ 診療予約
あり/お電話にてご予約下さい。
■ 連絡方法
お電話にてお問い合わせ下さい。
■ 診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ | / |
午後 | ○ | ○ | / | 手 | ○ | / | / |
■ 診療科目
形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
・・・・・・・・・・・・・・・・
オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
・・・・・・・・・・・・・・・・
小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・