たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
背中の重だるさ、いつまでも続く肩コリ、寝ている間に足がつる、全身金しばりにあう人もいるようで…。スポーツ後の筋回復の遅さや抜けきれない筋肉の痛み等々。
さて、こういう時は皆さん整形外科に行くと思いますが、ドクターに相談すると、「そのうち治るよ」と言われ、放っておかれることがあります。まだこの方が良いのですが、鎮痛剤や湿布を出される時がほとんどで、いよいよ大ごとになってきてしまいます。結局その場は良くなってもこれでは根本的に治ることはありません。
当院では、慢性化している人にはまず糖質をとりすぎていないか?ということをチェックします。それは炭水化物過剰や甘いものが大好きで毎日食べている、ビールや日本酒等のアルコールを毎日飲んでいるかです。
「人よりは摂りすぎていない」という人もいますが、症状が出ているということは、その人の体内では代謝しきれなくなっているという証拠。血糖の乱高下は、疲れの原因になり、全身のだるさが抜けません。そこにストレスも加わるとマグネシウムが失われやすくなり、細胞外に多いカルシウムが細胞内に流入しやすくなります。すると、筋肉のけいれんや緊張がおこり、ピーンと足がつったり、注射を打ってもまた筋肉痛が繰り返されたりするわけです。
まずはマグネシウムの補充を促し、より失われないように食生活の改善(主に精製食品を食べない)やストレスマネジメントをしていくようにしてもらいます。
次に考えるのが、ピタミンB群の消耗による筋肉痛や慢性の肩こりです。
マグネシウムと同じ理由でも不足していく栄養素ですが、ピルや胃酸抑制剤・免疫抑制剤・抗生物質を長期内服している方は吸収が阻害され、腸内での合成が減ってしまうため、どうしても症状が抜けません。痛みの原因が薬剤の副作用にもあることを学んでください。ビタミンB群はマグネシウムと同じくらい補充をオススメすることが多いです。
補足ですが、筋肉ではなく腱のトラブル、例えば足裏がつる・かかとに痛みがある・歩き始めの一歩に足裏に激痛が走るなど… これは足底腱膜炎と言われています。
スポーツによる足の使いすぎや、長時間の立ち仕事、加齢による筋力の低下等といわれ、鎮痛剤の処方やステロイドの注射もやり様子をみる場合が多いです。しかし、これもある栄養を補充することで治ることが多いということを是非知ってください。
腱の材料となるコラーゲンを十分に補充することです。主には鉄です。レバーや肉を食べたところでは間に合わないため。症状がある場合にはサプリが効果的です。鉄不足は血流もとても悪くなるため、修復も遅れ、慢性化していくことが多いです。
当院では、痛みで来られた方には、キントン海水療法が効果高く副作用もないため、第一選択にキントンの注射もご提案します。針を抜いた瞬間から痛みが取れ、肩や首の可動域が明らかに広がり、腰や膝も曲げられるようになるため皆さんびっくりなさります。今使用しているキントンは、痛みに効く周波数をRASHAで転写しているものなので、より効果が増しているようです。(水の記憶です。)
不思議な世界と思われますが、これがエネルギー治療のひとつなのです。
さらに、PAPT針治療(頭部に打ちます)も追加で行う場合もあります。キントン注射と相まって、効果が持続する方が多くいらっしゃいます。
うれしいことに口コミで広がり「〇〇さんに聞いたんだけど、ここの注射効くんだって?」と毎日のように新しい患者さんがご来院してくださります。今後も何とかお役に立てることがないかと日々勉強を重ねていますので、半年後にはまた新たな治療をご提案できることと思います。ご期待ください。
おまけ
総じて、いつも感じることは、痛みがなかなか良くならない方の特徴として、
「何かにイライラしている」「どこかに怒りがある」
です。そのストレスがまるで体の痛みとして訴えているかのようです。
治療は患者さんと医療者の信頼関係があってこそ成り立ちます。そして効果が出やすくなります。
どうぞ皆さん、たかはしクリニックに身を委ねてくださいね。
今月は院内に蝦夷紫ツツジを飾りました。ご来院の際には是非お楽しみください。
副院長 高橋真弓
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■ 診療科目
形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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