たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
アメリカでは爆発的な人気があるCBD(カンナビジオール)。
昨年末に行ったニューヨークのJFK空港にもクリームが置いてありました。今では、チョコレートやキャンディ、また繊維に含ませた衣料品まであるそうです。
日本では、「大麻=麻薬」という解釈で、現在どの方にもまだ抵抗があると思います。さらに規制も厳しく、現段階では知る人ぞ知るといった感じでしょうか。
クリニックでは昨年あたりからお問い合わせをいただくようになりました。「医療大麻が様々な症状に有効であるという事実に気付く人が増えてきている」ということでしょう。
日本では大麻取締法によって、大麻草もヘンプも茎と種子以外は所持・使用が禁じられているため、海外市場にあるもののごく一部のみ輸入されています。
クリニックでは医療用として認められている「臨床CBDオイル研究会推奨のMED2700」と「QSSジャパンのCOLORADO HEMP OIL」を使用しています。いずれもTHC(テトラヒドロカンナビノール)が入っていないため、多幸感を感じることやハイになることはありません。
日本規制内の茎や種子からはCBDが少量しかとれず、どうしても高価になってしまいます。海外では花や葉から抽出できるため高容量に採取し、安価に製品をつくることができるそうです。
また種子には、CBDが含まれておりません。でも、多価不飽和脂肪酸や必須脂肪酸が豊富に含まれているので、内因性カンナビノイド(体内のホメオスタシスを維持するために体がつくり出す化合物)システムをよりサポートする仕組みとなっています。
ネット上では品質が明らかでない安価なヘンプ抽出オイルを輸入して、CBDというラベルを貼っただけの製品もあります。医療現場で使用できるものは限られていますので、よく調べた上で使うようにしてください。
摂取量としては、まず少なく始めてゆっくり増やすことをおすすめします。必ずしも多ければ良いわけではありません。低用量の場合と高容量の場合では、逆の効果がでることもあるので注意が必要です。
まずは0.5mlを寝る前1回からはじめてみるとよいでしょう。
少量のカンナビノイドで内因性カンナビノイドを刺激し、体内産生できるようになってくると、治療効果がより発揮されるようになり、更に低容量で済むようになります。自分の閾値を探すのです。
クリニックでは、癌患者さんの抗ガン・放射線治療の副作用を軽減するために利用してもらっています。やはり効果はあり、喜ばれています。また不眠症でお悩みの方にも使っていただき、入眠導入の良さと深い睡眠の質を得ることができています。抗不安作用や鎮痛効果も相まっていることでしょう。最近は、抗炎症・抗酸化作用もあることから、アトピー性皮膚炎などの皮膚症状がある方にもすすめているところです。
様々な効果を発揮してくれるCBD。今後ますます広がっていくことでしょう。ヒーリングセッションRASHAを受けていただく前にも、CBDを口に含んでいただくと、効果がより発揮され、良い感じを得ています。
院長ブログにもCBDについて詳しく書かれてありますので、合わせてご覧ください。
副院長 高橋真弓
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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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