たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
1月後半となりましたがほとんど雪が降らず、周辺のスキー場では嘆きの声が聞こえています。クリニックでも駐車場の雪かきを今季は一度もやっていません。暖冬は過ごしやすいけれど、北信州ではありえない程の光景で、自然相手の仕事をされる方々にとっては大変な事です。厳しい寒さと雪があるからこそのポカポカと暖かい春が待ち遠しくなるものなのですが、今年はどうでしょうか。
私たち人間は自然の一部であり、そこから生まれ、生き、そしてそこに戻る。
自然も人間も大切にしたいですね。
少し難しいかもしれませんが、皆さんに私たちの考え方、目指す方向をわかっていただきたくホリスティックドクター トーマス・ラウ医学博士の一文を引用したいと思います。
この文は腸洗浄をNYに学びに行った際に、テキストに乗っていたもので、小林健先生から許可をいただき載せることができました。
代替医療全般を学ぶためには、西洋医学的な観点とはまったく異なる考え方が必要です。すべての病気には目的があります。症状は身体が健康を調整するためのシグナルとして出す情報です。身体は絶えず内部と外部の環境との関係で、調整するように努めています。この観点から見ると症状は病気ではなく、むしろ身体の調整過程のサインであります。人間は自然の一部であり、自然の中で他の全てが反応するように人間も反応します。ホリスティックまたは自然医療的アプローチは標準的な対症療法の医学とは全く異なるため、これまで医学部で教えられてきたことから想像するのは難しいです。
ホリスティックドクターは、自然と患者の症状との密接な関係を理解するためにアナロジー能力(似通った点から他の事を推測する能力)を養わなくてはなりません。私にとっては10年以上の自身の研究、学習に加えて、多くの代替医療のドクターとの共同作業や様々な文献を読んだり、新しい方法を実践したりという事が必要でした。今もこの学び、研究のプロセスは続いています。
ホリスティックドクターになるには、人を助け、治療に導くために献身的になること、そしてホリスティック医学はケアをすることが一番の焦点であると理解しなくてはなりません。ホリスティック医学は身体の反応をサポートするのであって、それらを抑制する事は決してしません。なぜならそういった身体の反応には常に意味があるからです。身体の声を聞き、その意味を理解する事が、ホリスティック医学の一番大切な部分です。
一人一人の身体には個性があります。ホリスティックケアは出ている症状を杓子定規に定義された疾患として扱うのではなく、異なる体質からの特定の反応として観察します。ホリスティックドクターであるということは、従来の対症療法医学は常にホリスティック医学に対して補完的かつ二次的であることを理解することを意味します。考え方の基本は、人間はすべてダイナミックであり、常に変化し、反応するということです。ホリスティック医学では、私たちは地球、そして自然の一部分であり、そこから生まれ、生き、そしてそこに戻るということを思い出させてくれるのです。
一般に病気の原因であると考えられているバクテリア、ウイルスおよび他の微生物は私たちの体内で成長します。彼らは通常タンパク質で、全ての私たちの細胞の一部です。強調すると、私たち自身が作った私たちの内部環境だけがこれらの微生物を変え、そうすることによって病気とされているものに変化させるのです。ホリスティック医学が今日のいわゆる「科学的」な方法、統計学や対照グループ等を用いた研究にさらされてしまうなら、その結果はことごとく失敗となるでしょう。ホリスティックな治療はいかにもうまくいかないように見えます。しかし実際には、そういった研究は人の身体の自然界における関係についての誤った仮説に基づいたために失敗しているのですから、むしろ誇りに思って良いのです。
それは人間が標準化された研究によって統計的に操作可能であるよりも、より複雑なレベルで、自然と統合して存在するという現実を反映していません。したがって、本当に私たちの治療の効果について知りたいのであれば、彼らの態度が人生に対してどう変わったか、彼らが症状に対してどう理解するようになったか、そして今後どういう風に変わっていきたいか、実際の患者達に尋ねるべきです。したがって、ホメオパシーの研究は、学ぶ人間の性格も教育するので、ホメオパシーは常にホリスティックドクターの教育の重要な部分となります。
ホリスティック医学を学ぶという事は、覚悟を持って自分自身の変革へ取り組み、新しいアイデアと新しい興味から成る新しい考え方を持つ事を意味します。トーマス・ラウ医学博士
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