たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
先週丸々一週間の長期休暇をいただき、ありがとうございました。
新しい治療法を学ぶため、研修に参加してまいりました。院長も私も今まで学んできた知識や技術を深め、さらに磨きをかけている最中です。ご来院いただく皆さんに適切な治療法を迷うことなくご提案できるように、スタッフと共に今後も頑張って学びを続けたいと思います。
今回は、季節の便りではなく、院長が家族のために描いてくれた絵を一枚ご覧ください。
まだ官舎に住んでいた頃、「新しく家を建てるならツリーハウスがいいね」と話しながら描いてくれたものです。この数年後、木の上ではありませんが畑のど真ん中に似たような家が建ちました。
山に囲まれた自然あふれるところに根が張り、大地の恵みをいただき、太陽や月の光をたっぷり浴びる“木”はすくすくと大きく育ち、立派になります。「子どもたちみんながそうであってほしい」そんな願いを込めながら、いらぬ診断名がつけられてしまった個性あふれる子たちについて今回は書いてみました。
12月15日に開催される、私のような栄養療法専門カウンセラーが全国から集まるセミナー用に院長がスライドを作りました。
テーマは「発達障害について」です。聴講できるのは一般の方ではないため、内容的にも少し濃くなりましたが、総合的に愛あるスライドになったと思います。
発達障害といっても様々なタイプがありますが、今はほとんど「自閉症スペクトラム」というくくりで診断名がつけられてしまうことが多いです。小児科でも精神科でも手のほどこしようがなく、結果多動気味の子には大人しくさせるための薬、少し大きくなると精神薬が処方され、その他は療育支援となります。腸の炎症も、重金属影響も、低血糖症状や栄養不足、農薬問題も考えられないまま、単に薬だけのアプローチのみなのです。これでは一時的にその場はよくなったとしても、決して根本的な手当にはなっていないことは誰にでもわかることです。
院長はよく人間を“木”に例え説明します。
発達障害の木は出ている症状(多動や学習障害・奇声・こだわり等)が葉っぱとすると、とりあえずのスプレー(薬)で葉っぱについている虫も殺虫でき、葉っぱのみが腐らずに済みます。しかし枝や幹・根っこにスプレーは効きません。本質的なところにアプローチするなら土壌を改善していくことです。
その木に合った養分がたっぷりで微生物もたくさん共生している土壌は根が張りやすいし、木自体が生き生きしてくるでしょう。さらに木が輝いて成長していくためには雨や太陽の光・風など自然の大いなる力も必要です。
この太陽がご家族(特に母親)であってほしい。「君はそのままでいいんだよ」「大丈夫だからね」と“その子を認める”ことです。お母さんはサンサンと光を照らしつづけ、大きな愛で成長を見守ってあげてください。そして私たち医療従事者が雨や風になり、一緒に育てていきます。病態だけをみることはしません。その子を診て、「今は何のアプローチが最優先なのか」の方向を示していきます。
困った行動を「困ったなぁ」と思わないこと。その子のひとつの特徴だととらえることも、ひとつの安らぎとなります。この安らぎはご家族にとってとても大切ですよ。
思考を変えることは、病院に行かなくても、検査をしなくても、薬やサプリを飲まなくてもご家族でできます。他にも「お菓子やジュース・パンを気軽におやつにしない」「殺虫剤や掃除品を見直しナチュラルなものに変える」「毎日の便チェック」「無農薬食品の選択」「グルテン・カゼインフリー食」等も医者に頼らなくてもすぐにできることです。往々にして、発達障害のお子さんたちは免疫力や解毒力が低く、腸も弱いことが多いですから…。
まず、自分たちでできることを取り組んでみてはどうでしょうか。
案外それだけで良い方向にいきますよ。大丈夫です!人間の治癒力をもっと信じてあげてください。
副院長 高橋真弓
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