たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
「新型栄養失調」という言葉がよく聞かれるようになりました。
最近、ハウス食品が子どもの栄養失調にはクリームシチューが良いと発表していましたが、ある種宣伝ではないかとも言われていました。なるほど、クリームシチューには乳・肉・魚介・野菜も入りタンパク質中心にとれそうです。
これをアレンジしてよりシンプルにしたいと思います。良質ではない油脂や糖をたっぷり使っているルーは使わず、腸の負担になりやすい牛乳も豆乳に変えます。だしは我が家なら「あごだし」を使うでしょう(洋風にも合いますよ)。白菜や肉・魚介はたっぷり加えて煮込み、糖質の多いイモやニンジンは彩り程度にして、仕上げに軽くボイルしたブロッコリーやほうれん草を加えます。
「あれ?」シチューではなくて豆乳鍋のようになりました。でも体にはやさしい、そしてタンパク質重視の食事です。ルーを使うと、どうしても口の中や胃で重たく残るような感じかしませんか?いつも食べているとわからないと思いますが、私はどうしても苦手で、食べたいと思いません。
何でもそうですが、あまり手軽に使える「〇〇の素」はなるべく利用しないよう、心がけることが大切だと思っています。だしの素・カレーやシチューのルー・〇〇味付の素・市販ドレッシング・業務用レトルト食品 等です。
ラベルを見てシンプルなものを選ぶように。
特に子どもたちの味覚を育てるのは親の務めです。〇〇の素やレトルト、菓子ばかり食べさせてきた子は大人になってもその味を求めるようになります。塩加減や味加減もわからず、カップ麺やジャンクフードを好んで買うようになってしまします。
カロリーだけ得れればよいという考えになるから、成長に必要なビタミンやミネラルが不足し、新型栄養失調にという言葉が聞かれるようになってしまうのでしょう。
それが、抑うつ症状・筋肉痛・偏頭痛・便秘・イライラ・抜け毛 等の困った症状がでて、生活習慣病になる原因となります。特に現代の食生活では、ミネラルが摂りにくくなっていて、中でも、マグネシウム・鉄・亜鉛・銅が不足しがちです。
これらミネラルだけでなく、ビタミン類も血液検査から不足の程度を知ることができます。一般的には「基準値に入っているから大丈夫、何の問題もありません。」と今まで言われてきても、オーソモレキュラー的な考えでみていくと、かなりの栄養失調になっていることがあります。子どもたちの栄養バランスを知り、その子にとって何が必要なのか一緒に考えていきましょう。
・運動のパフォーマンスを上げたい
・受験を難なくのりこえたい
・朝スッキリ目覚めるようになりたい
・ニキビができないきれいな肌になりたい
等の要望に応えながら、詳しく解析していきます。
体の中を知ることは面白いですよ。
赤ちゃんの頃から成長に必要な栄養を整えておくと、心身共に丈夫な子になります。食事の正しいい評価ができるようにもなります。これが教育の一部として、取り入れられるようになると、多動症・アトピー性皮膚炎・ニキビ・起立性障害・不登校で困る子も激減するだろうなぁ…と、いつも感じていて、期待していきたい分野でもあります。
副院長 高橋真弓
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