たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
5歳のA君がアパートのリフォームに伴う塗装や薬剤に反応してしまったようで、ドア周辺に着いた途端、頭痛・吐き気がしてぐったりしてしまって、普段元気な男の子が何もしゃべる気力もなくなってしまいました。化学物質過敏症でなくても建物に使用されるものは臭いがとても独特で、誰でも気分が悪くなった覚えがあることでしょう。
何が使われているのでしょうか…。
その後、男の子の通う園の先生が対応してくださり、当院でお渡ししてあったグルタチオンをひと口飲ませてくれたそうです。速やかに解毒が促せたようで、30分もしないうちにいつもの元気な姿に回復しました。
元々、お母さんはアメリカのカプセル状グルタチオンを毎日飲む習慣があったようなので、同じような症状がでたが、自分は軽く済んだのではないかとおっしゃっていました。そのカプセルの中身を出してお子さんにも飲ませたことがあるようですが、回復具合が今回のリポソーマルグルタチオンとは全然違ったため、お子さんのために購入したいと希望され来院されました(ちなみに近くの総合病院でも診てもらったそうですが、お母さんのレントゲンを撮っただけで、何もしてくれなかったと嘆いていました。)。
さて、グルタチオンとは何か?
グルタチオンは「グルタミン酸 + システイン + グリシン」という3つのアミノ酸が結合した「トリペプチド」のこと。とても単純な化学物ですが、体内では重要な生理作用をもちます。ひとつは抗酸化として働きビタミンCの酸化防止・重金属の毒性防御、水晶体の透明度の維持作用もあり初期の白内障には有効と知られています。また、グルタチオンは毒性のある代謝産物を抱合し、これを無毒化します。毒物・アルコール・発ガン化学物質 等です。今回の件も生体異物が入ってきたことで、不調をきたしています。
解毒能力の低いお子さんには無毒化できませんでした。早急に回復させるためには、経口タイプでは間に合いません。小型リポソーマルタイプの口腔粘膜摂取により、吸収率が向上し細胞内への送達が劇的に高まった可能性があります。味も甘いため、お子さんにも飲みやすかったことでしょう。
リポソーマルタイプのサプリメントは、解毒に主力をおいているクイックシルバー・サイエンティフィック社の製品を利用しています。他にも胆汁分泌を促すタイプや腸内クレンジングタイプ、EDTA・メラトニン・カンナビノイド等、目的に合わせ利用しています。
グルタチオンの点滴も行っておりますので、抗ガン剤治療中の方・多剤服用されている方・農薬や他薬剤に触れる機会が多い方・アルコール多飲の方 等にオススメします。解毒が促されると同時に活性酸素も除去していくので、エイジングケアにも良いでしょう。
グルタチオン点滴は5,000円で行っております。
副院長 高橋真弓
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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