たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
ようやく院内のクリスマスの飾り付けが終わりました。
10月終わりになると、東京都内ではショーウィンドウやデパート内のデザインがとても華やかになりワクワクしてきます。特に伊勢丹新宿店がオシャレで毎年の楽しみになっています。田舎では中央通りに少しイルミネーションが飾ってあるだけなので、クリスマスムードはほぼありません。せめて院内だけは!と毎年11月後半になると、そわそわしながら楽しく…時に真剣に飾り付けます。
今年は『よるくま』の原画複製が手に入ったので、どこに飾ろうかとても迷いました。『よるくま』を探しながら、この1ヶ月間楽しんでくださいね。
さて、今回はスキンケアについてです。
クリニックでは皮膚科で来院される患者さんに、朝昼夕の食事内容を問診表に書いていただきます。「パン」「ラーメン」とだけ書く人がいたり、細かに一品一品を書く人もいたりします。性格がでるようで、とても興味深く見させてもらいます。
圧倒的に多いのが、朝は「食べない」もしくは「パン・野菜ジュース・ヨーグルト」、昼は「コンビニ食」や「うどん」です。皮膚にトラブルがでやすい人は、この食事内容を一度見直してください。この内容では敏感肌が治りにくいのは当然です。肌を助ける栄養素は何か?と考えていくとよくわかると思います。
まず、肌・爪・髪の毛をつくっているケラチンや肌の土台になる真皮層のコラーゲン、他 赤血球や細胞組織全てに至るまでタンパク質でできています。
材料がなければ、肌も髪も爪も再生されません。肌を強くしていくためには、毎日毎食「魚」や「大豆」さらに「肉」「卵」を食べるようにします。
さてコラーゲンですが、食べると体内ではアミノ酸まで分解されてしまうため、コラーゲンとしてこのまま肌になることはまずありえません。コラーゲン入りのドリンクを飲むと、次の日にプルプルになることはありえないのです。しかしアミノ酸が豊富な状態は、コラーゲンがつくられやすくなるとは言われています。ほんの少しは期待していいかもしれませんね。
何度も言いますが、コラーゲン = タンパク質 + 鉄 + ビタミンC です!
これからの季節は外気温も下がり、乾燥注意報も頻発します。皮脂膜を上手につくれるようにして、乾燥に負けない肌づくりをしたいものです。
そこで避けていただきたいのが「質の悪い油」です。ショートニング・マーガリン・植物油脂 等のトランス脂肪酸は人工的につくられた油で体内分解が難しく、溜まりやすい性質があります。食べるプラスチックと想像するとよいでしょう。敏感肌の方は消化機能・解毒機能が弱い場合が多いので容易に溜まり、肌荒れを引き起こしてしまいます。良質な油を選ぶのならば、やはりオメガ3であるEPAリッチをオススメします。サバ・イワシ・サンマ・アジ 等の青魚を選ぶようにしてください。質の悪い油は一切やめ、良質な油脂を毎日食べていく。油脂の選び方で肌は変わっていきます。
衣類で気をつけることは、発熱肌着等。ポリエステル・アクリル等の化学繊維は静電気がおきやすく、それが刺激となって接触性皮膚炎をおこす場合があります。また、これらは石油などから作られているため「親油性」、体の皮脂を奪って乾燥してしまうのです。逆に、綿・麻・シルク 等の天然繊維は「親水性」のため、水分を保持してくれて保湿力に優れています。できるかぎり天然素材のものを選びましょう。
石鹸・シャンプー・トリートメント・洗剤・柔軟剤 等普段使うものも、できる限り自然界に存在する安全なものを選ぶようにしてください。
副院長 高橋真弓
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