たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
同じ栄養療法に取り組む整形外科医の大友通明先生も院長と同時期に本を出版されました。
『骨と筋肉が若返る食べ方』です。
当院でも整形外科で来院される患者さんに、いつも話している内容が書かれています。「そう、そう」と、うなずきながら本を読みました。
膝が痛い、腰が痛い、膝に水がたまってしょうがない、長年の肩コリが慢性化している…、皆さんいつもこんな風に言っています。湿布を貼って痛み止めを飲んで、毎日だまして何十年と過ごしてきた方たちです。
本にも書いてありますが、こういう方たちの食事は糖質中心・野菜が主で低タンパク。
朝は……パン・少しのサラダ・ヨーグルト
昼は……めん
夕は……野菜づくしのおかず・魚が少し
小腹がすけば煎餅や果物です。
これではやはり骨や筋肉は衰える一方で、支えられなくなり、あちこち痛くなってきます。鉄分やビタミン群も補えないために血流も悪くなり、肩もコリやすくなるでしょう。
若い頃からの食生活が、年を重ねてからの体をつくっていることに気付いてください。腰が曲がらず、階段もなんなく昇り降りができ、正座もきちんとできる。筋肉もほどよくつき、転んでも簡単に骨折しないようにしていきたいと思いませんか?
皆さんはよく「私、骨密度が若いって言われているから骨は大丈夫」とおっしゃいます、「はい、それも大事」。でも、よく考えてみてください。骨って外側だけの部分をみてもしょうがない、土台もしっかりしているか確認しないと。
骨は鉄筋コンクリートとイメージしてください。鉄骨の骨組みがあり、その上にコンクリートが覆われていますね。まさに骨組み部分が弱かったら、崩れ落ちてしまいます。骨で表すと骨組みはコラーゲンでつくられていて、コンクリートはカルシウムです。
以前からお話ししてきた通り、
コラーゲン = タンパク質 + 鉄 + ビタミンCです。
だから、牛乳やヨーグルトを毎日摂っているから大丈夫!ではなく、このコラーゲン合成も上手に行えるように食事を変えていく必要があります。貧血気味の人は、骨もやはり弱くなっていく傾向を認めざるを得ません。鉄分を意識していくためには、赤みの肉やレバーをしっかり食べ、時にサプリメントも活用しながら骨を強化していきましょう。
そして炎症(痛み)の原因となっていく糖質の割合も低くすることで、膝や腰の痛み、肩コリを慢性化させないように努力も必要です。
「パンや米も大好き」「甘いものもやめられない」「肉はきらい」それでもって、「あっちが痛い…、こっちも痛くなってきた……」なんて言わないでくださいね。
それは当たり前ですから……。
副院長 高橋真弓
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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