たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
美容や健康の分野でケイ素が評判になっています。「ケイ素」って何でしょう?
ケイ素とは「珪素」と書き、英語名はシリコン又はシリカといいます。
元素のひとつで、地球上で酸素に次いで多く、地殻に溶けこみ水晶などの鉱物に多く含まれているものです。
当院では、デトックスサプリメントのひとつとして利用してきました。
私たちは常に有害物質を食品や大気汚染から取りこんで、蓄積している可能性があります。
排気ガスに含まれる「鉛」
農薬や殺虫剤に含まれる「ヒ素」
歯科治療で使用される「水銀アマルガム」
マグロ等の大型魚にたまっている「水銀」
果物・野菜の「残留農薬」
加工品の「添加物」
これらは微量ですが、不規則な生活やストレス等により代謝機能が落ちていると、当然体内に蓄積されていきます。
日々の排便・排尿・発汗はとても大切な作業で、人間に備わったデトックスシステム。
このシステムをきちんと行うため、サウナ・半身浴・運動等、皆さん色々な方法を試みていることでしょう。その時に水溶性ケイ素水を飲むと、より効果的です。
重金属はプラスに帯電しているので、マイナスに帯電しているケイ素が重金属を引き付けて一緒に排泄すると考えられています。通常の水に数滴たらしたり、お茶やコーヒーに入れたりして毎日飲むことをオススメします。
色々な効果があげられていますが使いはじめて実感しやすいことは、食事中の飲み水として毎日飲んでいると、腸内の酸化(腐敗)を止める作用から便臭やガスの臭いが軽減されてくるのがわかるでしょう。
また、手持ちの化粧水やクリームに混ぜて使うと、保湿性・抗酸化作用から肌がモチッとして乾燥しにくくなってきます。高い安全性から皮膚炎をおこしているような、バリア機能が崩れた方にもお使いいただけます。日本珪素医療研究会でも確認されていることなので、安心してお使いください。
ケイ素は、骨形成強化に役立つカルシウムとコラーゲンの沈着を助けることから、骨粗しょう症対策にもなります。実際に骨折した場合は、1日10㏄を摂取し患部にも塗ることで、早い人は数日で痛みが消失して、骨の接合が早くなることが報告されています。コラーゲン合成はケイ素の働きによるもので、骨質が改善されやすくなるからです。オーソモレキュラー的に考えていくと、ビタミンC点滴もコラーゲン合成に役立つため、さらに治癒が早まることが期待されます。
また、白髪や抜け毛にも効果が認められていて、ケイ素は毛母細胞や色素保持を行うメラノサイトの発生を受けもっている幹細胞を活性化していき、毛が毛根から再生されていくと考えられています。コシ・ツヤ感がなくなり、細くなってきている髪質の変化が気になる方は、是非試してみてください。
口内炎がひどく繰り返している時は、なるべく長時間希釈液でブクブクうがいをしてもらうことで、痛みが軽減してなくなる例も報告されています。私も仮り歯が舌に当たり赤く腫れ、かなり痛い思いをしていましたが、このうがいを1~2回やっただけで、痛みと腫れは改善されました。
医師の間では、血管病変の高脂血症・糖尿病・がんにも応用しているそうです。今や病気のほとんどは、生活習慣・食生活によるものと認識しなければいけません。病気になってから治すのではなく、病気になりにくい体づくりをしてください。
本来備わっている免疫力・抗酸化力を下げない、また取り戻すための手助けとして、水溶性ケイ素を活用していきましよう。ケイ素は「骨」「筋肉」「皮膚」「臓器」「脳」等、体の重要な構成成分になっています。そのため、その方が求めいている器官から作用していきます。しかし、医療品ではありませんので、病気を治す効力はありません。不足しがちな栄養素のひとつとして、毎日取り入れ身体の調子を整えていきましょう。
定期的な学術や研究結果の発表の場にたずさわれるため、最新情報を提供できるようにしていきます。クリニックにもサプリメントのひとつとして常備してありますので、適応の方にはオススメしています。
副院長 高橋真弓
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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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