たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
これは私のひとつの印象にすぎないのですが、何年も来院されている患者さんの肌が、とてもきれいになっていくように感じます。
特に「ヘム鉄」のサプリメントをとっている女性が主です。
ヘム鉄はビタミンC・タンパク質と共にコラーゲン合成にかかわることと、シミ消し酵素のカタラーゼがつくられる過程に必要だと考えると、当然の肌質変化でしょう。
もちろん指導通りに毛穴をつまらせたり、炎症原因となるトランス脂肪酸(安い洋菓子・パン・フライドポテト)を控えたり、甘いものをカットしていくことで皮膚の糖化を防いだり、また肉や魚をよく食べるようになるため、しっかり丈夫な肌づくりの材料が入るようにもなります。
日々のその積み重ねが将来の肌を決めていくのです。
の方も、普段の食事を見直し不足している栄養素を補っていくだけでも、実際に毛穴が小さく目立たなくなり、赤ら顔も消えキメの細かい肌へと生まれ変わっていきます。肌のサイクルを考えていくと、数ヶ月できれいになっていくでしょう。睡眠不足やストレスが重ならなければ、その数ヶ月を何回か送ることでより肌がきれいになっていきます。
トライしてみる価値は十分にありますよ!
さらなる「美」をいうことならばベースは整えた上で、眉間や目尻の表情じわにはボトックス治療を、ほうれい線等のたるみじわにはヒアルロン酸の注入治療、針が苦手な方にはメソポメーションやタイトニング目的の低周波治療、もちろん目立つシミにはレーザー治療もやっていますので、目的に合わせて治療をお選びください。
ちょうど半年ほど前に「赤ら顔と敏感肌を治したい」と来院されていた40歳代の女性に不足している栄養素をサプリメントで補い、ご希望の基礎化粧品を使っていただいところ、少しずつきれいになっていったのですが、気持ちの方があせってしまっていたようで、ピタッと来なくなってしまいました。他の皮膚科に行ったようです。
ところが2か月ぶりに本日ご来院されたところ、顔面はすべて湿疹が広がりひどい状態になっており、泣きながら「体の中から、もう一度きれいになりたい」とおっしゃっていました。
今は精神的にも安定せず、ぐっすり眠れません。便秘もひどく下剤も常用しています。ヘルシー食で栄養が皮膚まで届きません。市販の化粧品に替え悪化したようなので、経皮感作も考えられます。バリア機能が崩れているところなので、間違った「お手入れ」…ではなく「悪手入れ」になってしまったようです。(この言葉は皮膚科のセミナーに参加した時に、京都で開業している先生から教えていただきました。)
まずは漢方を使いながら今の悪化状態から脱してもらい、ストレス軽減しゆっくり眠れるように促します。同時に更年期アプローチをしながらホルモン調整もおこない、今後便通ケアと不足栄養素の補充も段階的にやっていく予定です。
必ず肌は再生します。大丈夫ですよ、一緒にケアしていきましょう。
“ 皮膚は内臓(栄養)の鏡 ”ということをお忘れなく。
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