たかはしクリニック副院長高橋真弓
栄養療法カウンセラー(一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP)、保健師、正看護師
アルツハイマー病に近づく一歩として、ひとつは毒素曝露を考えなければいけません。毒にもいろいろありますが、日本ではこれからジメジメする梅雨の季節に入りますので“ カビ毒 ”が危険です。
布団やゲタ箱・押し入れ・開かずの扉があれば要チェック!
カビがすべて悪いわけではありませんが、カビに囲まれた環境だと日々吸いこんでいることで受ける影響は膨大です。面倒でも換気や吸湿剤交換をこまめにやってください。
また、輸入のドライフルーツもおすすめできません。カビが多く含まれているので注意が必要です。
重金属による毒素も日本人は多いといわれています。以前、保険対応で虫歯治療に使われていた「アマルガム」は、ほぼ水銀です。マグロやカツオ・クジラにも多く含まれています。
農薬によるヒ素
化粧品やシャンプー・ハンドクリームに入っているパラベン
プラスチック容器からのフタル酸エステル
等々…あげたらキリがありません。
そう今の日本人は毒素に囲まれた生活をしているわけです。リスクが高い人は解毒能力が落ちています。
例えば、
アルコールの飲みすぎで肝臓が弱っている方。
日々便秘がひどく腸内環境が健全ではない方。
肥満(毒物は脂肪細胞に蓄積します)。
汗をあまりかかない方。
等です、いずれも解毒する排泄器官が機能低下しています。
人は体内にとって負担のかかるものは外に出そうとするの能力が身についているのですが、こうした機能低下している方々は毒素をためこんでいるため、必ず体に影響がでているはずです。
慢性疲労・原因不明の湿疹・うつ・関節の痛み……そして、いずれアルツハイマー病へ。
皮膚炎の患者さんで、中から毒を出そうとしていると思えるような膿を伴った水疱疹が出ている方も多くいらっしゃいます。
少しでもリスクを減らしたいなら、体内をクリーンにしておくべきです。
添加物ばかり入った加工品は食べず、水を補給し、日々運動をとりいれ汗を流す(サウナでもOK)。また、解毒効果のあるアブラナ科の野菜(ブロッコリー・芽キャベツ・クレソン・カブ 等)・コリアンダー・レモン等をよく食べてください。
日々忙しく、今さら便利な生活から抜けきれない方はデトックスが必要です。人間ドックでは解毒については何も触れません。
口腔クリーニングは毎月1回、体内クリーニングは毎年1回をオススメします。
病気は「なったらなったでしょうがない」という考えではなく「ならないように」薬に頼らない体づくりをしていきたいものです。
抗酸化・解毒に役立つ「グルタチオン」「EDTA」「ビタミンC」「ケイ素」等はクイックシルバー社のものをオススメしています。
今回は
『 アルツハイマー病 真実と終焉 』 デール・ブレデセン 著
を参考にしました。
現在のアルツハイマー病をとりまく状況とそのタイプ別、アルツハイマー病にかかりやすいライフスタイル、アルツハイマー病の三大危険因子(炎症・栄養・ホルモン不足・毒素)、認知機能低下に必須の検査法、回復に効く「リコード法」の実践が書かれています。
これだけの治療情報が医療従事者レベルだけでなく、一般に公開されていることにびっくりします。本書のようなオープンソース化が個々の意識を向上させ、治療や予防の成功に結びつくことでしょう。
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