たかはしクリニック院長高橋嗣明
形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。
簡単に学習したい人は、現在発売中の雑誌「Tarzan:ターザン」を買っていただきたい。
一般の方が学ぶには、なかなか良くまとまった内容です。
大抵のコンビニで売れきれてなければ手に入ります。
開業以来、「酸化・糖化・炎症は外来で話し続けているテーマですが、外来の時間内で患者さんに理解していただくことはとても難しいです。
なぜ、今の食生活やその他の生活改善が必要なのか?
なぜ、人によっては一時的にでもサプリメントが必要なのかを自分の身体と向き合って学習していただきたいと願っていても、患者さんは「困った病態を治してもらえればそれでいい。」という方がほとんどのため、カウンセリング・指導にはいつも苦労しております。
根気よくやるしかないのですが・・・
今回の雑誌の内容を頻繁にメディアに出してほしいと切に願います。
一部は遺伝素因もある場合でも、多くの生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症・・・etc)や各種の癌はもちろん、ほとんどの疾患に「酸化・糖化・炎症」の3つは絡み合って病態の悪化を後押ししています。
残念ながら、合成の医薬品にはこれらを副作用なく改善させる製品は存在しないのが現状です。それどころかこれら3つを逆に後押しする製品がほとんどです。生活習慣病に対する医薬品の副作用に間質性肺炎・横紋筋融解症、耐糖能障害(糖尿病)はよく記載されています。これらの副作用に関して、その病態が発生する生化学的機序に関しましては、すでに一部は論文にもなっているものもありますが、残念なことに理解されている医師がとても少ないと感じています。
当院では、その患者さんの生活習慣病の原因がなんであるのか?その患者さんの「酸化・糖化・炎症」のそれぞれの関与する割合を考慮して指導し、できる限り薬剤を内服しない身体を目指しています。
開業から4年間で「一生、この薬は必要です!」と担当医から言われていた多くの患者さんが医薬品を不要な“からだ”になっていきました。
もちろん全員ではありません。それでも大切なことは「その病態の根っこはどこか?」考えることです。
医薬品を処方する前にやるべきことはたくさんあります。指導には30分以上かかる方も多いですが、”自分のからだと向き合うことができる患者さん”は、間違いなく改善へと向かいます。
今まで長年服用していた多くの内服薬が必要でない状態になった時が互い(私や栄養カウンセラーと患者さん、家族)の苦労が報われる時です。この達成感を患者さんと味わい、「がんばりましたね!」と握手をすることは何事にも換えがたい瞬間です。
※「酸化」は食生活習慣やその病態に関与しやすい活性酸素の種類を考え、血液所見で「細胞膜障害の有無」を読み取ることや肌の状態などで判断します。また、直接dROMs+BAPの血液検査は現在の「酸化の程度」と「抗酸化力」がわかる検査です。
「糖化」はAGEを簡易的に測定する機械もございますが、当院では食生活の状態と食後高血糖の存在を1.5AGなどで評価いたします。また、ストレスの多い人は、その度血糖値は高くなるため、その関与も考慮します。
「炎症」は血液では高感度CRP、血清銅、EPA/AA比。肌の状態や口腔内所見、消化管的には便の性状・臭い、リーキーガット症候群の有無、SIBOの有無、カンジタ感染の有無、遅延型アレルギーの有無・・・判断は多彩です。※今週末に東京で「抗糖化・抗酸化」のセミナーがあり、医師・歯科医師向けにサプリメントの選択と効果的な使用方法に関して講演してくる予定です。
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形成外科・整形外科・皮膚科・美容皮膚科・美容外科
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オーソモレキュラー療法・高濃度ビタミンC点滴・グルタチオン点滴・プラセンタ注射・遅延型アレルギー検査・各種レーザー治療
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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