たかはしクリニック院長高橋嗣明
形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。
5/24日の朝日新聞に「朝起きれない・・・病気かも」「起立性調節障害 思春期に多く」とのタイトルで大きく特集されていました。
キーポイントとしての「起立性調節障害」の説明文章をそのまま載せますと
循環に関する自律神経の働きが悪く、起立時には体や脳への血流が低下して立ちくらみやめまい、倦怠(けんたい)感などの症状が出る。
小学校高学年から増え、中学生で急増する。小学校の5%、中学校の10%程度が該当するとみられ、思春期に体が急成長する影響と考えられている。
不登校の子どもの3〜4割がODを伴っているという調査結果もある。
この文章には明らかな誤りはありませんが、「起立性調節障害」は成長期でない大人でも生じます。
また病態タイトルの「起立性調節障害」の立ちくらみは必ず伴うものではありません!
当院には開業以来多数の「起立性調節障害」(当院ではこの疾患名では呼んでいません)やこれに伴う不登校患者や仕事に行けなくなった大人の治療を行っていますが、そのほとんど(ほぼ100%)が改善しています。
子どもは成長期にどのミネラル・ビタミン・アミノ酸が不足して、脳内神経伝達物質の調節に悪影響を及ぼしているか?また各内分泌臓器(副腎、甲状腺・・・etc)の食生活における影響と成長期の影響を考え個々の治療を行えば必ず改善します。
大人の場合は基本的なポイントは子どもと同じですが、理由のはっきりしない慢性的なストレスや仕事場などでの心因的ストレスからくる各臓器の影響も考慮すれば、必ず改善できます。
現在“これらのからだの仕組み”に関係する本の執筆中です。
医者にかからなくても適切な栄養・生活スタイルだけでも改善できた患者さんもいましたので、早く皆さんの手元に届けることができるようにしたいと思います。
※「小児起立性調節障害」のガイドラインなるものがありますが、これに沿って治療を行うと多くの子どもに「心身症」の診断のもと“精神科の薬物治療”や血圧が低ければ“昇圧剤”が始まります。全てを否定するつもりはありませんが、これは本来の“仕組みを理解して個々と向き合う”ことが出来ないために誤った治療が始まる可能性があると思っています(当然個々の医者の技量に大きく左右されます)。
小児の「起立性調節障害」にこれらの薬物治療が必要であったことは、現在のところ当院では1症例もありません。
「起立性調節障害」は薬物でコントロールすることではなく、完治できるものがほとんどです。
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