たかはしクリニック院長高橋嗣明
形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。
4年前に『カンナビノイドの科学: 大麻の医療・福祉・産業への利用』という本を購入しました。
オーソモレキュラー療法を実践してゆく中で、多くの不定愁訴は改善するのですが、精神科領域の一部はそれだけでは難しく、自閉症や癌疼痛、アルツハイマー型認知症などは十分な効果が期待できないことを感じていました。その時に手にした本です。発行元は日本臨床カンナビノイド学会です。
日本においては大麻取締法があるので大麻そのものを利用することはできません。臨床効果と安全性がわかっていても日本でなぜ医療用大麻が認められないかはその歴史を含めこの本に書いてありますので、興味ある方はご覧ください。
カンナビノイドとは麻に含まれる薬用作物の総称で104種類あります。人体内にも同様の物質が存在し、身体を調節するために欠かせないものです。
カンナビノイドの医療的な効果はその適応疾患を日本人に当てはめると1/3(4500万人)の患者がその効能の恩恵を受けれるそうです。医療費の削減にもつながることでしょう。ヨーロッパの主要国では医療用には2010年以降合法になっています。
現在、日本で使用できるものはCBD:カンナビジオール(精神作用であるTHCを含まない成分)です。以前は現在の購入価格の10倍ほどしましたので、一般治療に用いるのには現実的ではありませんでしたが、ようやく手に入る価格になってきました。国内でご尽力された先生方に感謝します。
現在効果が期待できる疾患は、精神疾患(統合失調症・不安障害)・不眠症・癌の痛み・多発性硬化症の痛み・線維筋痛症・てんかん発作・神経因性疼痛・喘息発作・認知症(アルツハイマー型など)・炎症性腸疾患・・・と多彩です。
現在クリニックでは研究会推奨のものとクイックシルバー社のリポソーマルタイプのCBDオイルを扱っています。
詳しくは昨年「臨床CBDオイル研究会」が発足し、私も仲間に入れさせていただきましたので下記にアクセスしてご覧ください。
「臨床CBDオイル研究会」のサイト https://cbd-info.jp/
「日本臨床カンナビノイド学会」 http://cannabis.kenkyuukai.jp/information/
関連本「カンナビノイドの科学」など
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小麦や乳製品を使わない おやつを紹介しています。
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