たかはしクリニック院長高橋嗣明
形成外科の専門医。たかはしクリニック開設以来、形成外科の治療だけでなくオーソモレキュラー療法をはじめとする多様な治療を実践し、多くの慢性の難治疾患の治療にあたっています。北里大学医学部・北里大学大学院卒業、東京大学客員研究員・博士号取得。
演題は「アトピー性皮膚炎の治療」です
オーソモレキュラー療法の一般講演会に本日行ってきました。
720名ほどのホールですが、申込者は1000人以上いたそうです。医師は溝口徹先生を中心にテレビ東京で放送されている「主治医が見つかる診療所」でご活躍の姫野友美先生をはじめ、全国で栄養療法を取り入れて活躍されている先生方、合計9人での講演会でした。
本日参加していただいた一般の方々はとても熱心であり、その熱意に私たちの方が励まされた気がいたしました。
この治療を行っていると、周囲はガイドライン治療がメインの先生方ですので完全なアウエー状態です。
患者さんや家族、または自分自身を何とか治せる方法はないか?と悩んで探してたどり着いた栄養療法なのですが、現在同じこの治療を行っているクリニックは全国で1300ほどだそうです。
急激に増えてきてはいますが、ガイドライン治療の先生方は28万人です。溝口先生が「1%(2800人)になるとそこからさらに急激に増えると言われている」ということなので、もう少しでしょうか?
栄養療法の主人公は患者さんです。私たちはその患者さんがどのような状態か?を探すだけです。直すのは薬ではなく自分自身の”カラダ”だからです。
栄養の補助としてサプリメントも出すことはありますが、患者さん自身が学ぶことが大切です。
残念ながら医師の能力にはとても差があります。正しい情報を見極め、自分の身体と向き合わなければ、運悪く能力のない医師任せに治療が進むと悲しい結果になります。
これからの時代は、急性期の医療は医師に頼り、それ以外は本日参加していただいた皆さんが正しい情報をもとに家族や自分自身を治すべきでしょう。
本日講演に参加していただいた方々にスライドをメモする時間が無さそうでしたので、あとでブログに載せると約束したので、ポイントとなるスライドを6枚、ここに載せておきます。
これだけでは治療の概要なので分かりにくくてすみませんが、参考にしてください。
本当はこの内容の演題は最低3時間お話したいのですが残念です。近隣の皮膚科医でこれが理解できる医師を見つけてください。
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